2010年10月31日日曜日

ハロウィンの審査員

10/30 (土) くもり時々晴れ
 
ボランティアをしている日本語学校でハロウィンの仮装コンテストみたいなのがあり、審査員の一人に加わるように仰せつかった。
公正さという観点から父兄では好ましくないので、ボランティアである自分がご指名にあずかったようだった。
 
審査員は6人いたと思うのだが、1人ずつが賞をひとつずつ決めることになっていた。
「かわいいでしょう(賞)」とか「こわいでしょう(賞)」、あるいは「(日本語ではっきりと自己紹介を)言えましたでしょう(賞)」などさまざまな賞があったが、自分が担当することになっていたのはなぜかベストドレッサー賞だった。
 
ベストドレッサーとはほど遠い自分がそういうのを評価するのは何とも妙だし、主観が全てのような気がするベストドレッサー賞だけに責任が重いような気もした。
ただ、先生方に趣味と偏見を思いっきり前に出していいと言われたので、ちょっと気楽にはなったけど・・・。
 
参加者はみんなの前に出て日本語で自己紹介をするのだが、あらかじめ練習してあったのかみんな流暢な日本語だったので感心してしまった。
先生方や父兄の方も仮装していたので、全く普通のかっこうをしている自分が気恥ずかしくさえあった。
 
そんな中で自分が選んだのは、魔女に扮していた小学校低学年のお嬢さん。
帽子やかぶりものを着けているお子さんを選びたかったのと、奇を衒うことなく上品に着こなしている点を高く評価しました。
おめでとうございます。
 

2010年10月29日金曜日

"Monthly" が通じない

10/28 (木) 雨 降ったりやんだり
 
またまた英語が通じずに、いやな汗をじっとりとかく経験をした。
 
職場近くの Safewa● で、11 月分のバス・電車の1ヶ月定期を買おうとした時のこと。
“Can I have a one-zone monthly bus pass ? (1ゾーン用の1ヶ月定期下さい)” と言ったところ一発で通じたらしく、レジの店員が奥に引っ込んで行った。
1~2分ほどして彼女が戻ってきた時、彼女が手にしていたのは定期券ではなく、回数券(フェア・セーバー)だった。
 
“No. I need a MONTHLY pass. (1ヶ月定期がほしいんです)” と、”th” のところで思いっきりベロをかんで発音したのだが、彼女の返答は、
“Oh! You need three ! (3つほしいってことね)” というもので、思いっきり誤解されてしまった。
 
そこで今度は “MONTHLY PASS.” とゆっくりめにはっきり言ってみたのだが、
“Three-zone ? (3ゾーン用ってこと?)“ と逆に質問されてしまい、あまりにも通じないので絶望的な気分になってしまった。
この時点で、レジにはけっこう長い行列ができてしまっていたような気がする。
 
その後、何をどう言ったのかはっきりとは覚えておらず記憶が断片的なのだが、
“Do you know the word(ここで数秒ポーズを置いてから)‘MONTHLY’ ?”  と聞いてみたりとか、ほとんどサバイバル・イングリッシュ状態だったような気がする。
 
大家さんに言わせると「Safewa● には時々 stupid な店員がいる」とのことなのだが、その店員は自分の前に並んでいたお客さんたちとは楽しげに話をしており、stupid というわけでもなさそうだ。
あとから考えてみればマンスリー・パスなんて言わなくても、固有名詞として “One Zone FareCard” と言いさえずればすんなり通じたのではないかと思う。
 

2010年10月28日木曜日

ようやく届いた・・・就労許可

10/27 (水) くもり
 
帰宅したら、カナダ政府からの封書が届いていた。
きっと就労許可だろうとは思ったが、「○○の書類が足りないので至急送れ」の類の手紙だとショックが大きいので、期待する気持ちを抑えつつ開封した。
 
すると中から見慣れた紙切れが1枚出てきた。
ようやく待ちに待った就労許可が届いたというわけだ。
これで年末には堂々と出国して日本に帰れると思うと、うれしくてうれしくてしかたがない。
とにかくほっとした。
 
政府のホームページによると、オンラインによる就労許可の更新の場合は発行までの平均所要日数が 56 日間とある。
http://www.cic.gc.ca/english/information/times/canada/process-in.asp
自分の場合は申請したのが 8月31 日で届いたのが 10月27 日だから、配達に要する日数も合わせて58 日間ということになる。
ほぼ、平均なみか?
 
その就労許可は書留ではなく単なる普通郵便で届いたのだが、行方不明になったりすることはないのかと、今となってはどうでもいいことまで心配になってしまう。
 

2010年10月27日水曜日

戦争について考える

10/26 (火) 一日中雨
 
晩メシを食べたあと、たいてい大家さんと 30 分程度いろいろな話をすることになる。
自分としては「英会話レッスン」の時間として位置づけ、楽しみながら学ぶようにしている。
これもアパートとは違う、賄い付き下宿ならではのメリットと言えよう。
 
どういう流れだったか忘れたが、昨日はなぜか第二次世界大戦の話になった。
大家さんが東南アジアの某国からの移民だということは前に書いたが、戦争中に日本人がずいぶんとひどいことをしたと言う。
大家さんのお父さんも旧日本軍によって連行されそうになったのだそうだ。
 
自分には直接関係ない人々による所業だとはわかっていても、同じ日本人がしたことだと考えるといやな汗が背中や腋の下にじんわりと出てくるような気がしてならない。
こういう場合に最悪なのが自国の歴史を何も知らないという事態なのだが、幸いなことに自分はつい数ヶ月前に池上彰の「そうだったのかシリーズ」を続けて何冊か読んだばかりだったので、まあ何とか話についていくことができた。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E5%BD%B0/dp/4087461416
 
先日、日本語学校でのよもやま話で聞いたところによると、最近のカナダの子供たちは世界大戦が何回あったか知らないという。
決して無知なのがいいとは思わないが、戦争と隣り合わせに生活せざるをえず、戦争そのものが生活となってしまう状況にくらべれば、知らないことの方がずっと幸せであることにはちがいない。
 
戦争で思い出されるのは、半年ぐらいまえに英会話クラブで30才前後の受付の女性と話していたら、どういう話の流れだったかは忘れたが、真顔で「生まれは満州なんですか?」と訊ねられたことだ。
「満州?? って、オレはそんなジジイじゃねえっ!!」
と思わず声を荒げてしまったが、彼女が第二次世界大戦がいつごろ終わったか知らなかったことを、本来はどうでもいいことなのだがついでながら備忘録に残しておきたい。
 

2010年10月26日火曜日

寒さとハロウィンで思い出すこと

10/25 (月) 一日中雨
 
朝出かけようとしたら、外はすでに大雨だった。
巨大な傘をさして出かけたが、風も吹いているために雨が横から降ってくるような感じで、バスを待っている間にすっかりびしょ濡れになってしまった。
 
東京は今も昼間は 25 ℃まで気温が上がっているようだが、こちらはここ1週間は 最高でも11~12 ℃までにしかならないもよう。
さらにハロウィンが近づいてくると、去年のひどい風邪をひいた頃を思い出す。
熱が高いのに空腹に耐えかね、Safeway まで買い物に行ったらハロウィンの格好をしている若者でダウンタウンがあふれかえっていたっけ・・・。
 
今年は去年と違い、食事だけはとにかく確保されているので、栄養と睡眠をしっかりとって気持ちを強く持って生きていくしかないだろう。
どんなに寒くなったとしても、それでもまだトロン●よりかは暖かくて過ごしやすいはず・・・と自分に言い聞かせるしかない。
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引っ越してから2ヶ月以上経ち、ブーツが警戒を解いて妙になれなれしくなってきた。
今日は Dance with the Stars を見ながらデザートを食べていたら、デザートをよこせとばかりにいきなりブーツが膝の上に乗ってきた。
http://abc.go.com/shows/dancing-with-the-stars
ネコは笑わないしいつでも目が真剣だから、どうもやはり苦手だ。
 

2010年10月25日月曜日

雨の休日の過ごし方

10/24 (日) 雨 降ったりやんだり
 
今週の天気予報は全て雨だったので期待はしていなかったが、やはり予想通り今日も晴れなかった。
ノース・バンクーバーは雲が垂れ込めており、山の姿かたちさえ明らかではなかった。
 
しかたがないのでこの前と同様に Queen Elizabeth Park を2周ジョギングした。
最初はくもっていたものの途中で雨がはげしく降りだし、ずぶ濡れになってしまった。
所要時間は1時間1分 27 秒。
 
ハイキングはもちろんのこと、ジョギングさえもままならない雨の季節となってしまった。
去年やったインドアテニスでもやろうと思ったが、ダウンタウンのコミュニティ・センターのウェブサイトによると、ちょうど今日終わったところで 11 月以降は行われないらしい。
 
来年の春まではまだ先が長い。
何らかのいい楽しみ方を見つけたいと思っている。
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ついでながら日曜日夜恒例の The Amazing Race だが、先週に引き続き女医(おそらく麻酔科医)のペアがトップでゴールにたどり着いたことを、備忘録に残しておく。
http://www.cbs.com/primetime/amazing_race/
 

2010年10月24日日曜日

宗教の勧誘

10/23 (土) くもり一時雨
 
日本語学校へボランティアに行く途中の路上で、宗教の勧誘にあった。
バンクーバーに住み始めてから初めての経験で、道を尋ねたい人たちがいるのかと思ったりして、最初はわけがわからなかった。
 
彼らは親しげに近づいてきてパンフレットを差し出したのだが、それが中国語で全く読めない!
中国人が多い地域なので、自分のことを中国人だと思ったのだろう。
 
中国語は全く読めないものの表紙の絵柄とビックリマーク(!)から、も●みの塔が発行している「目ざ●よ!」だったことは間違いないと思う。
http://www.watchtower.org/j/publications/index.htm
英語版もあるということだったが、遠慮しておいた。
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ボランティアのあとダウンタウンで買い物し、カナダラインで帰ろうとしたらダイヤが混乱しており、Vancouver City Centre のプラットホームがものすごく混雑していた。
ようやく来た電車に乗ろうとしたのだが、満員電車に慣れていないせいか乗客は動きが緩慢で、いつまでもしゃべったりダラダラしたりしていてなかなかスムーズに降りてくれない。
東京だったらありえない光景だ。
 
しかも車両は昔の横浜線みたいに両側の扉の間に柱があり、そこに人が大勢つかまっているため、空いている奥の方に進むことができずにとてもストレスを感じた。
 

2010年10月22日金曜日

さすがはコンチネンタ●

10/21 (木) 晴れのちくもり 一時雨
 
ASA に行けなくなったので、ホテルと飛行機のチケットについてはキャンセルしたことは以前に書いた。
ホテルのキャンセルは容易だったが、飛行機についてはキャンセル方法が明確ではなく、宙ぶらりんの状態だった。
 
飛行機についてはコンチネンタ●を利用する予定だった。
5年くらい前に教官研修でボストンに行った時にコンチネンタ●を利用し、それ以来マイレージを貯めているからだ。
 
コンチネンタ●のホームページを見ると、多くのチケットは non-refundable だと書いてある。
https://www.continental.com/web/en-us/content/reservations/refunds/refunds.aspx
だから丸々の返金は無理だろうと思っていたし、多少の手数料を払うのは仕方がないとも思っていた。
 
自動的に払い戻しがされることはないので、お願いのメールをコンチネンタ●に送ったのが10月12日。
もちろん ASA に参加するつもりだったこと、就労許可が得られずに国外に出られないことなど、本当の理由を全て書いた。
 
そして8日後の昨日、手数料なしで全額払い戻すとの返事がコンチネンタ●から届いたのだ!
さすがはコンチネンタ●!
ユナイテッ●との合併を果たし日の出の勢いがあるところは違う・・・と感じさせられる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E8%88%AA%E7%A9%BA
 

2010年10月20日水曜日

ジグゾーパズルのような・・・

10/19 (火) 晴れのちくもり
 
閲覧のために診療録を請求すると、10冊のうちの 1~2 冊は手に入らないことがある。
ありがちなことだが、外科系担当医の診療録の記載に誤りや抜けがあり、加筆や修正が必要なために別の場所に保管してあるからだ。
 
そういう診療録がある場合は、診療録が来ないかわりに保管場所を示す紙片がはさまってくる。
自分が診療録保管庫に来ている時にそれを示すことで、1日限りだが閲覧が許されるというしくみになっているのだ。
 
実はその紙切れについては提示するのが面倒なので、ずっと放置していた。
あとでまとめて請求すればいいと思ったのだ。
ところが先週の金曜日、リサーチの担当の係員に保管場所はつねに変わりうるので、請求はすみやかにしないと困ると言われてしまった。
 
親切なことにその係員は改めてそれらの保管場所を調べてくれ、今日、その一部を出してきてくれた。
自分のデータの中の1から順番にふった患者番号のところどころに抜けが生じていたのだが、その抜けた場所に相当する診療録が届いたというわけで、あたかもジグゾーパズルのピースがはまっていくような気分の良さを味わうことができた。
 
今までがんばってきたが目標としてきた冬至までのコンプリートはほぼ絶望的で、立春までには終えたいと目標を下方修正しているところ。
 

2010年10月19日火曜日

Desperate Housewives

10/18 (月) くもり
 
日曜日の夜はテレビで The Amazing Race を観ているということは前に書いた。
http://www.cbs.com/primetime/amazing_race/
昨日はガーナから北極へと向かうレースだったが、自分が応援している女医のペア(たぶん麻酔科医)はビリになることなく無事に目的地に到着することができ、自分としては満足な結果だった。
 
The Amazing Race の次に午後9時から放送される Desperate Housewives がけっこうおもしろい。
http://abc.go.com/shows/desperate-housewives
日本では午後1時ごろ放送される昼のドラマのような感じで、それぞれに悩みを抱える主婦たちの日常を描いている。
 
Paul という名前の中年男性にはどうやら殺人の嫌疑がかけられているようなのだが、その役者 (Mark Moses) の怪しげな演技が真に迫っていて、思わずドラマに引き込まれてしまう。
そして Paul の心の内が読めない可憐な新妻があまりにもかわいそうで、感情移入せずにはいられない。
http://abc.go.com/shows/desperate-housewives/episode-detail/the-thing-that-counts-is-whats-inside/577147
 
英語が比較的易しいので、英会話力の向上にも役立つと思っている。
もっとも英語が完全にわかるわけではないので、時々は大家さんの解説がどうしても必要になってくるのだが・・・。
 

2010年10月18日月曜日

ネコの歯みがき

10/17 (日) 快晴
 
天気が良かったので、午前中は Queen Elizabeth Park のまわりを2周ジョギングした。
家との往復をあわせて、所要時間は1時間5分3秒。
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大家さんがブーツという名前のネコを飼っていることは前に書いた。
今日はブーツが汚れているということで、大家さんが濡れタオルで身体を拭こうとしたら、ブーツはあせって逃げようとしていた。
一度拭かれ始めたあとはおとなしくしていたけど。
 
その後、大家さんがブーツの歯を磨き始めたのだが、人間がネコの歯をみがくところを初めて見た。
歯ブラシは昔の銀行員や事務員が指にはめていたゴムに似ていて、指の腹側に短いブラシがついていた。
http://www.petsmart.com/product/index.jsp?productId=2752911
 
歯磨き粉はバナナのような色をしている以外は、人間のものとあまり変わらない。
http://www.lnt.com/show_product/11442-520259/?utm_source=googleaffiliate&utm_medium=affiliate&utm_term=520259
ビーフ味とかいろいろあるみたいだ。
 
ブーツの頭をぐいと押さえつけて、指を口にむりやり押し込み、歯をブラシでこすっていた。
「ブーツはこれが大好きなのよね~」と大家さんは言うが、あまり気持ち良さそうには見えなかった。
大家さんの親戚の小さい子たちもこの歯みがきをやりたがるらしいのだが、よくブーツが反抗して引っかいたりしないものだと不思議に思う。
 
ついでながら、大家さんが麻酔科医によるコーラスのビデオ “Waking up is hard to do” を紹介してくれた。
同僚たちとシェアしてほしいと言うので、ここにはりつけておく。
http://nottotallyrad.blogspot.com/2009/11/waking-up-is-hard-to-do.html
 

2010年10月17日日曜日

いかにも・・・な落し物

10/16 (土) 快晴
 
日本語学校の帰りにバス通りの交差点で、おそらく使用済みと思われる黄色いコンドー● が落ちているのに気がついた。
東京の住宅街だったりしたらびっくりだが、ここはイースト・バンクーバー。
さもありなん・・・といったところだろう。
 
このエリアを土曜日の朝9時前後に歩いていると、胸元がパックリ割れた薄着の prostitute と思われる女性に出会うことがしばしばある。
あえて批判をしようとは思わないが、毎週通っている割には全然慣れない異様な光景である。
 

2010年10月15日金曜日

カナダならではの汚い言葉

10/14 (木) 雨のちくもり
 
ここのところ2回ほど続けて、目の前で口汚い言い争いを見る機会があった。
 
まず、先週の土曜日、日本語学校からの帰りにバスに乗ったら、カナダ人とおぼしき女性客が中国系らしい高齢の女性客にしつこく質問をしているところに出くわした。
本来はバスは運転手がいる前方のドアから乗るのだが、どうやら中国人はバスの後方から料金を払わずに乗車したらしい。
 
最初は「チケット持ってるの?」といったような質問調だったのが、しだいに罵りの言葉となり、カナダ人は最後には “Go back to your country !” とバスの中で大声で叫んでいた。
中国人が何を言い返したのかは聞き取れず、実際にバスのチケットを持っているのかどうかもよくわからなかった。
叫んでいたカナダ人は薬をやっていたのかもしれないが、明らかに正気ではない感じだった。
 
月曜日に Grouse Mountain でスカイライドが壊れ、別のスカイライドに乗るために長蛇の列ができたことは以前に書いた。
この時は自分たちのすぐ後方で諍いがあった。
 
どうやら誰かが割り込みをしたらしく、アジア系の男性が大声で「割り込むな!」などと叫んでいた。
この時もやはり最後の一言は “Go back to your country !” で、土曜日と同様だったので記憶に鮮明に残った。
 
“Go back to your country !” は移民の国ならではの一言なのだろう。
またこれは諍いの本質とは関係のない言わずもがなの一言であり、自分のような一時滞在者に対しては効力は薄いが、一大決心で移民して苦労している人たちにとってはひどくこたえるもののように思われてしかたがない。
 

2010年10月13日水曜日

ASA キャンセル

10/12 (火) くもり
 
ついに ASA への出発3日前となった。
キャンセルに伴う費用を免れるためには、今日の15時までにホテルをキャンセルしなければならない。
もしも今朝就労許可が届いたら大家さんが電話をくれることになっていたが、結局届かず、ホテルと飛行機をキャンセルすることになった。
 
ホテルのキャンセルは容易だった。
飛行機のキャンセルも容易だったものの、返金に関する操作が複雑でよくわからずに苦労してしまった。
 
と言うのは、飛行機のチケットの料金体系がまず複雑なので、そもそも返金があるのかどうかさえよくわからなかった(申し込む前に確認したはずだが覚えていない)。
航空会社のウェブサイト上では、クレジットカードの情報を入力することで返金されるようなことが書いてあったが、何回操作しても全くうまくいかなかった。
 
暖かいサンディエゴに行って、新たな情報を収集するのはもちろんのことだが、うまい料理や酒を飲んで、クルージングをして楽しみたかった。
かえすがえすも、もっと早めに就労許可更新の申請をしなかったことが悔やまれる。
 

2010年10月12日火曜日

A Streak of Bad Luck in North Vancouver

10/12 (月・祭) 晴れのち雨 一時雪
 
昨日、大家さんのお姉さんの家で、新しい “student” と会ったことは書いた。
その C さんは英会話学校にこの1週間通うことになっているのだが、今日が唯一の休み(Thanksgiving Day で祝日)ということから、ビクトリアに行くつもりでいたらしい。
 
ところが今日の天気予報が良くないこと、ビクトリアが遠くて往復だけで時間がかかることなどから昨日のお客さんたちの中での評判は悪く、当人もだんだんやる気が失せてきたようだった。
そんな時、誰かが「ノース・バンクーバーはどう?」なんて意見を言った人がいたからもう大変!
 
うちの大家さんがよせばいいのに、自分に C さんを連れて行くようにと話をふってきた。
自分が今日ノース・バンクーバーに行くつもりだということを、パーティへの行きがけに言ったのをしっかり覚えていたのだ。
大家さんのお姉さんまで、「それじゃあ、よろしくね」なんて言ってくるもんだから、もうあとには引けない。
しっかりとお連れ申し上げることにしたのだが、C さんにとってはそれが良かったのかどうか、微妙な結果となってしまった。
 
C さんが今朝遅く起きたこと、ハイキングはあまり好きでないことから、自分は先に出かけて Grouse Grind をやることにした。
荷物がたくさんあるので急がず、1時間15分ぐらいを目標にしてゆっくり登ることにしたのだが、なぜか今日は調子がひどく悪く、2/3 ぐらい登ったところで両ふくらはぎがつってしまうというアクシデントがあった。
それからは休み休み登らざるをえず、結局は1時間18分8秒だった。
 
自分が着替えているところで C さんから電話があり、スカイライドで到着したとのことだった。
そこから一緒に Grouse Mountain の頂上をめざして歩き始めた。
 
空はくもっていたものの頂上の風車が最初はよく見えたのだが、みるみるうちに雲行きがあやしくなり、そのうち雨が降り始めた。
それでもずんずん登っていったのだが、頂上に着く頃には雪に変わっていて、景色を眺めるどころではなくなってしまった。
 
不運はその後も続き、なんと帰りの頼みの綱のスカイライドが故障してしまったのだ。
昼食を食べている間に妙に長い列ができていると思っていたのだが、それは帰る人たちが臨時で動くことになった青いスカイライドを待つ列だったのだ。
われわれも並ぶことになったのだが、乗るまでに2時間は待つはめになったと思う。
 
その後、バスで Capilano Suspension Bridge へ。
http://www.capbridge.com/
到着したのが 16 時半だったので、20% 割引で入場することができた。
17 時半の終了時刻まで、1時間しかいられなかったが・・・。
 
確かに吊り橋(写真)はよく揺れるのだが、自分としては Lynn Canyon の方がスリルがあったように思う。
http://lynncanyon.ca/
記憶は定かではないのだが、Lynn Canyon は手すりがもっと低かったような気がする。
もっとも Capilano では吊り橋以外にも見るべきところはたくさんあり、自然に触れて半日程度をゆっくり過ごすにはいいところだと感じた。
 
振り返ると、いろいろと予測できないアクシデントが続いた1日だった。
ノース・バンクーバーには自分はいつでも来ることができるが、C さんにとっては最初で最後のバンクーバーでの休日なので、本当に気の毒で仕方がない。
 

2010年10月11日月曜日

Thanksgiving Day

10/10 (日) くもりのち晴れ
 
本当の Thanksgiving Day は明日なのだが、今夜、大家さんのお姉さんの家でパーティがあるので、一緒について行った。
親戚一同が集まっており、その中に自分も含め日本人が4人ほどまざっていた。
パーティは参加者が食べ物を持ち寄るような形で行われたようだった。
 
その大家さんのお姉さんの家もホームステイを営んでおり、日本から来た “student” がいた。
なんとその “student” は今日エア・カナダで到着したばかりなのだが、一睡もせずにダウンタウンとスタンレー・パークに遊びに行き、そのまま帰ってきたところだと言っていた。
その割には全く疲れた様子もなく、おそるべき体力だと思った。
 
デザートが盛りだくさんで、それだけでおなかがいっぱいになるくらいだった。
特に抹茶ケーキがうまかったように思う
 

2010年10月9日土曜日

ASA ほとんどあきらめた

10/8 (金) くもりのち雨
 
就労許可が届かないために、ASA には行けないかもしれないということは前にも書いた。
申請を出したのが8月末で日数的に全く足りないので、自分としてはまあしかたがないと思っている。
その一方で、日本語学校の図書館のおネエさま方やウチの大家さんが電話をして交渉しろと言ってくれているので、まあ一度くらいは電話してもバチは当たらんだろうと思ったりもしていた。
 
それで昨日の夜に、Immigration Office の勤務時間外だとは知りながらも試しに電話をかけてみた。
http://www.cic.gc.ca/english/contacts/call.asp
するとまさに TOEIC のテストの選択問題のように、”For English, press one” といった自動音声の案内があり、いろいろな質問に答えるはめになってしまった。
結局は勤務時間外のために、係員と直接話すところまではいかなかったのだが・・・。
 
今日は勤務時間内に、昨日と同様にかけてみた。
一度体験しているだけに、今日は生まれた年とか就労許可の ID といった質問に次々と順調に答えることができた。
ようやく係員と話せるかも・・・というところにたどり着くのに約4分半かかった。
ドキドキしながら待ったが、「ただいま電話がたいへん混みあっています」という自動音声とともにブツッと電話を切られてしまった。
 
切られてしまった以上はもう一度かけ直すほかない。
また最初からいろいろな自動音声の質問に、4分半かけて答えることになった。
「係員におつなぎします」という音声のあとで呼び出し音が鳴ったと思ったら、再び「ただいま電話がたいへん混みあっています」という自動音声とともに電話が切れた。
 
日本のカナダ大使館にかけた時は、確か先方がかけ直してくれたと思う。
待たせるということさえさせずにすぐに電話切るっていうことは、たぶん Immigration Office は話さえもしたくないということなのだろう。
おネエさま方はこういう展開は予想していたらしく、それでも負けるな! っておっしゃって下さったが、ちょっとすでに自分は負けている感じがする。
 
帰宅後、大家さんに「サンディエゴはやっぱり無理そうです」と話したら、「まだあきらめるな」と説得されてしまった。
結局、来週火曜日の午前中に郵便が家に届くので、その結果でもってキャンセルするかどうかを決めることになった。
大家さんが自分のケータイに電話してくれるとのこと。
カナダに定住している人たちのタフさにはつくづく感銘してしまうが、そうでないと生き延びられない場所なのかもしれない。
 

2010年10月8日金曜日

新しいシンク

10/7 (木) くもり
 
大家さんが自分の部屋のためにテレビを入手してくれたことは前に書いた。
http://anesthmemorandum.blogspot.com/2010/09/blog-post_14.html
最長1年間も住むことになるための、格別のご配慮である。
もっともテレビにはケーブルがつながっていないし、自分は自室でテレビを見ないので、現在は「ただの箱」状態なのだが・・・。
 
同様のご配慮の一環として、地下の “student” のためのシンクを新しくしてくれるとも言っていたのだが、ついに今日、新しくなっていた。
シンク本体はずいぶん前に買ってあったのだが、オーストラリアから来ていた M さんが「オレにまかせろ」と(もちろん英語で)言ったものの挫折してから、けっこう時間が経過していた。
Plumber を呼ぶのはお金がかかるので、大家さんの知り合いの人に格安でお願いしたのだそうだ。
 
夕方は大家さんの親戚の子供たちが来ており、にぎやかな夕食となった。
おやつをたらふく食べていて夕食時におなかがへっていないとか、それなりに食べ物の好き嫌いがあったりとか、(貧しい国を除けば)子供たちは世界中どこでも同じだと感じる。
ぶ厚いハンバーガー用のパンにナイフで切れ込みを入れ、自分で具材を詰め込むハンバーガーは自分にとってはとても新鮮だった。
 
今日は研究室で主任教授に呼び止められた。
何事かと思ったら、ノーベル化学賞おめでとう! とのことだった。
ヤフーのニュースにも書いてあったが、化学賞はまさに日本のお家芸のようだと思う。
今さらしかたのないことだが、バンクーバーオリンピックの時に、主任教授に 金メダルおめでとう! って言ってもらえなかったことが惜しまれる。
 

2010年10月7日木曜日

毎月更新

10/6 (水) 快晴
 
明け方から雲ひとつない空で、南の空にはオリオン座、冬の大三角、北の空には北斗七星やカシオペア座がはっきりと見えた。
街灯がそれなりにあるので周囲はそれなりに明るいのだが、空気がきれいなために星がよく見えるのだと思う。
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8月末に1ヶ月間有効の医師免許が届いたことは前に書いた。
http://anesthmemorandum.blogspot.com/2010/08/blog-post_31.html
すでに10月になっているので、もう自分は医師ではないのだ・・・と思っていたら、今日、医師免許がまた届いた。
 
封を開ける前から秘書さんが「1ヶ月有効のライセンスが入ってる」と言っていたのだが、中を開けてみると確かにその通り。
10月31日まで有効と書いてあった。
いつものように、秘書さんに1枚預けた。
 
就労許可が更新されるまでとはいえ、毎月毎月医師免許を更新するなんて College of Physicians & Surgeons of BC も本当にご苦労なことですねえ。
・・・と書いたところで、就労許可が届いていないことを思い出した。
ASA に関しては、すでにあきらめムードが支配的となっている。
 

2010年10月6日水曜日

ネコが増えそう

10/5 (火) 晴れ
 
空気が澄みわたっているせいか、病院近くからノース・バンクーバーの山の木々の一本一本がはっきり見えた。
なぜか急に視力がアップした・・・と思ってしまった。
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まだ詳しいことはわからないのだが、大家さんが言うにはもうすぐ student が1人増えるらしい。
大家さんが言う “student” というのは自分も含め、間借りしている人のことである。
多くの “student” は本当に英会話学校の student であることから、そのように呼んでいるようだ。
 
今度来る “student” はちょっと変わっていて、なんと自分のネコを南米の某国から連れてくるというのだ。
ネコを連れて来ることからほとんどのステイ先に断られたものの、ウチの大家さんがネコ好きということから、ウチに来ることに決まったらしい。
 
自分がネコがどうも苦手なことは前に書いた。
家庭教師をしていた家に数十匹ネコがいて、鼻のアレルギー症状に悩まされたことと関係があると思う。
あと、ところ構わずひっかくし・・・。
 
さらに悪いことに最近「笑うカイチュウ」を読んでいて、ネコの毛や糞に原虫やカイチュウの卵がくっついているというようなことを知ってしまったために、さらに苦手になってしまった。
人間の仲間が増えるのは歓迎だが、ネコは正直なところ勘弁してほしい。
 

2010年10月4日月曜日

Lynn Peak 再び

10/3 (日) 雨のちくもり
 
天気予報どおりくもりだったが、朝はとりあえず雨が降っていなかったのでほっとしつつ、Lynn Peak をめざしてノースバンクーバーに向かった。
ところがバスを降りて Lynn Headwaters Regional Park へ向かう段になって、先週と同様に雨が降り出してきた。
今日はちゃんとハイキングシューズをはいていたし、昨日までは天気が良かったのでハイキングコースが濁流のようになっていることはないと考え、そのまま出かけた。
 
予想通りハイキングコースのコンディションは先週にくらべるとずっと良く、大家さんに借りた鈴をつけて登り始めた。
M 君の友達の情報によると、Lynn Peak までの登りは2時間半、帰りは1時間半ということだったので、それに合わせてペース配分した。
 
2時間程度で頂上近辺に近づいたことはわかったのだが、肝心の頂上をなかなか見つけることができなかった。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロしているうちに、”1000 m Summit” というテープで木に貼ってある表示を見つけたが、あまりにも地味すぎるし、ハイカーが誰もいないし、全く景色の見えない場所にあるので、明らかにそれは頂上ではないと判断した。
本物の Lynn Peak は標高 992 m ということになっている。
http://www.vancouvertrails.com/trails/lynn-peak/
 
不完全燃焼の感は否めなかったが、仕方がないので帰ることにした。
最初はピンクのリボンの表示を頼りにもと来た道を歩いていったのだが、途中から黄色い四角の表示をあてにし始めてからしばらくして、道に迷ったことに気づいた。
人通りのない山の中なので、けっこうあせった。
しかたがないので、ピンクのリボンまで戻ることにした。
この時の心細さといったら、筆舌に尽くしがたいものがあった。
自分でも心臓がバクバクするのがわかった。
 
20 分ほどもとの道をたどっていたら、見覚えのある黄色い看板が目に入った。
その看板の裏には意外にも「Lynn Peak はこちら」と書いてあり、ひょんなことからついに頂上を見つけることができた。
天気が悪く何も見えなかったが、とりあえず頂上からの写真を載せておく。
 
頂上を見つけることができたのは良かったが、そこは実は来る時に通った場所で、ほかのハイカーが弁当を食べていたところだった。
そこは晴れていれば景色が望めるところだったが、あまりにもせまいことと、来る時は看板が目に入らなかったことと、2時間程度で着いてしまったことから、頂上だとは思わなかったのだ。
 
Goat Mountain の時は頂上に着く前に別の場所を頂上と勘違いしてしまったが、今回は誤って頂上を通り過ぎてしまったというわけだ。
日本とは違ってまさに頂上という場所に、「○○岳、標高××メートル」といった表示がないので、本当にまぎらわしい。
カナダではたとえ面倒に感じたとしても頂上かもしれないと思ったら、「あの~すみません、こちらは頂上ということでよろしいんでしょうか?」とそこにいる人に尋ねる必要があるとあると思う
 
登る時はどうやら本来のコースからいつのまにかはずれてしまい、思いがけず近道をしてしまったようだった。
そして自分たちが迷ったと思い込んだ場所は実は本来のハイキングコースで、結果からすれば全く問題のない状態だったらしい。
 
それでも山の中でたとえ一瞬でも迷ってあせったという精神的トラウマは簡単に消えることはなく、帰りは本来のコースを超慎重に引き返して行った。
本来のコースはどうやら大回りになっているみたいで、しかも M 君が右膝をまた痛めてしまったことから、帰りも2時間近くかそれ以上かかったと思う。
出発地点に戻った時の感動は大きく、「助かった~」としみじみ感じた。
Waterfront Station のバーで飲んだビールがうまかったことは言うまでもない。
 
日本のハイキングコースと違って、このノースバンクーバーのハイキングコースはよりワイルドで自然に近い状態で作ってあるように感じる。
油断していると、本当に簡単に迷ってしまう。
一人で行くことは絶対に薦められないし、できれば一度でも行ったことがある人と行くべきだと思う。
 
鈴についてはつけている人が他にあまりおらず、かなり目立っていたように思う。
“We are bears !” と言って襲い掛かってくる若いハイカーがいたり、一緒に歩いていたハイカーには「寺に向かうpilgrim (巡礼者)のようだ」と言われたり、”Sounds like Christmas” と言ってすれ違う人がいたりと、反応はさまざまだった。
 

2010年10月3日日曜日

でかい鈴

10/2 (土) くもりのち晴れ
 
夕飯を食べていたら、大家さんが「昨日は鈴を持っていかなかったのか?」と訊ねてきた。
確か1個持っていったはずと思ったのだが、「こういうのもあるよ」と言っていくつか見せてくれた鈴は巨大で、昨日借りていったのとはくらべものにならないほど大きかった。
 
音色も音の大きさも、ほかのハイカーが持っているのとほぼ同じだ。
これなら耳の遠いクマでも、きっと聞こえるはずだと思う。
 
「鈴をさがしてトイザらスとかロンドラとかに行ったんですが、全然みつからなかったんですよ~」と言ったら、「困ったことがあったらまず私に相談しなさい」と大家さんの力強いお言葉をいただくことができた。
 
今日は日本語学校の帰りにオークリッジのモールに寄って、ついにハイキングシューズも買った。
シーズンの終わりということもあり、定価の 25% 引きだった。
品数は薄かったけど・・・。
 
これで一応の準備は整った。
あとは天気がもつことを祈るのみ。
 

2010年10月2日土曜日

鈴を求めて

10/1 (金) 快晴
 
ハイキング・シーズンはもう終わりだと思っていたのだが、ここ数日、雲ひとつない快晴が続いている。
今日は空にうすい筋のような雲がわずかに見られ、山の向こうには厚い雲があったが、昨日までは本当に雲ひとつなかった。
 
この勢いだと週末は快晴とまではいかなくても、雨は降らずにいてくれるんじゃないかと期待してしまう。
現時点での週末の天気予報は、くもりとなっている。
http://www.cbc.ca/weather/s0000141.html
 
M 君からお誘いのメールが来たので、日曜日にもう一度 Lynn Peak にトライしてみることにした。
今度は準備をもう少ししっかりしないといけないと思い、今日はクマよけのための鈴を買いに出かけた。
 
が、あてがあったわけではなく、最初は職場近くのトイザらス、London Drug などを適当にさまよったが見つからず、スカイトレインに乗ってチャイナタウンの T&T まで行ったがなかった。
しかたがないのでブーツ(大家さんのネコ)の首輪でも借りていこうかと思っていたら、大家さんが引き出しの中から首輪の鈴よりも大きめのを貸してくれた。
 
あとはハイキング・シューズをどうするかが問題だ。
明日、考えることにする。
 

2010年10月1日金曜日

来なかった就労許可

9/30 (木) 快晴
 
今日は9月の最終日。
半ば覚悟はしていたが、やはり就労許可が来なかった。
 
オンラインでの手続きの場合は一応の目安として56日かかるらしいので、あと4週間ぐらいは待たなければならないということだろうか。
http://www.cic.gc.ca/english/information/times/canada/process-in.asp#temp_res
 
この就労許可更新を待つ期間はカナダ国外に出ることが許されないので、このままでは ASA はキャンセルせざるをえない。
せっかく楽しみにしていたのに、とても残念なことになりそうな雰囲気が漂っている。
それにしても、待つことしかできないというのはなんとももどかしい。