2010年2月28日日曜日

日没後のカナダプレイス

2/27 (土) 雨のちくもり
 
日没後の聖火はまた一味ちがうという情報を得たので、7時半ごろカナダプレイスへ行ってきた。
聖火が風で揺れる生の様子を動画に撮ってきたので、最後に載せておく。
 
右の写真は海上に浮かぶ五輪マーク。
昼間にシー・バスから眺めるとなんということもないのだが、夜は何となく幻想的(?)に見えるから不思議だ。
 
オリンピックもいよいよ明日で閉会である。
聖火リレーとかカウントダウンのあたりでは自分も楽しみだったのだが、あまりのダウンタウンの混み様にうんざりしてしまった。
つらい2週間だったような気がする。
 
車がクラクションを鳴らしながら走りすぎたり、歩道にいる男が突然野太い声で 「キャナダー!」 と叫ぶと、それを合図にするかのようにいっせいに甲高い歓声があたりから沸きあがるというのが日常の出来事となっている。
最初はお祭り気分でそれも楽しかったが、もう最近ではすっかり苦痛になってしまっている。
早くもとの静かなバンクーバーに戻ってほしい。

2010年2月27日土曜日

倫理委員会へ書類提出

2/26 (金) 雨
 
写真はオリンピック村の入り口の一つ、というより検問所といったほうがいいかも。
おそろしく地味である。
「ようこそバンクーバーへ」とか、きれいな看板でもかけておけばいいのに・・・。
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指導医が倫理委員会に、臨床研究の書類を提出してくれた。
提出とはいっても、紙ではなくオンラインである。
主任教授の OK も、その後のマイナーな修正に関しても全てオンラインなので、いつ誰がどのように手を下したかが一目瞭然である。
 
自分の日本での所属大学では、昨年の時点では紙のやりとりだった。
書式はオンラインでダウンロードできたが、紙に印刷してからの提出なのでけっこう煩わしい。
担当事務員が休んでいる時は提出できないし、結果も紙で受け取ることになるし、いつどこをどのように直したかも自分できちんと管理しないと、あとでわけがわからなくなってしまいがちだった。
 
麻酔に関しては日本は決して遅れてはいないと思うし、同じ建物と道具と人員が与えられれば、日本人の方がいい仕事をするような気さえする。
しかし上記のように、研究の準備段階での大学・病院からのサポートについては、少なくとも自分の大学はずいぶんと遅れをとっているし、こちらから学ぶことは多いように思う。
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カナダの男子ホッケーはスロバキアを3対2で破り、決勝へ進出した。
決勝は日曜日に米国と戦うことになる。
ダウンタウンは興奮した人たちの叫び声で、今日も騒がしい。
 
女子ホッケーは優勝したものの、その後リンクで飲酒したり葉巻を吸ったりしたということで、IOC から取り調べを受けることになったもよう。

2010年2月26日金曜日

SUN RUN エントリー

2/25 (木) くもり
 
写真は Burrard Bridge から眺めた False Creek のようす。
この日は風がやや寒かったためか、橋の上をジョギングしている人はいなかった。
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SUN RUN のエントリーの早期割引が明日までということなので、さっきオンラインでエントリーを済ませた。
SUN RUN という言葉を初めて聞いた時、「産卵」のことかと思ったので、自分にはちょっと無理だと思っていたところだった。
http://www.vancouversun.com/2010sunrun/index.html
 
最近毎週1回ずつ、フィットネスセンターのトレッド・ミルで30分間走っているので、下痢さえしなければ 10km は完走できると思う。
こちらでの貧しい食事のおかげでまた体重がどんどん減っていっているみたいで、それに伴って少しずつ30分で走る距離も伸びつつある。
 
2000 m 漕(ローイングマシーン)のタイムも先日ついに 8分20秒の壁を破ったので、体力は少しずつついているような気がする。
もちろん体力で若者に勝てるわけはないのだが、いつ何があってもいいように、逃げ足だけは鍛えておきたいものである。
 

2010年2月25日木曜日

医療事故と顔写真

2/24 (水) 雨のちくもり
 
写真のオリンピック・ラインについては、1月下旬に少し書いた。
この前の日曜日に乗ったのだが、東京の通勤電車並みに混んでいた。
2両編成でオリンピック・ビレッジとグランビル・アイランドの間を結んでいる。
まだ新車のにおいがしていた。
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今日の CBC ニュースで、乳がんでない患者に対して誤って mastectomy が行なわれたということが取り上げられていた。
病理結果を誤って解釈したことが原因らしい。
http://www.cbc.ca/health/story/2010/02/24/windsor-second-mastectomy-100224.html
 
短期間に2例に対して同様の誤りがあったという内容にも驚いたが、医師の顔写真や患者のビデオまで公開されていることにさらに驚いた。
http://www.cbc.ca/video/news/player.html?clipid=1424108448
 
日本でもさまざまな医療事故や過誤が発生しているが、ここまでの報道はなかったように思う。
事件の検証が進んでいないうちにここまで情報を公開するのは、ちょっとやりすぎなのではないのかと感じる。
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カナダの男子ホッケーはロシアを7対3で撃破し、準決勝進出を決めた。
カナダがロシアにオリンピックで勝ったのは、1960年以来だそうだ。
http://www.cbc.ca/olympics/hockey/story/2010/02/24/spo-hockey-canada-russia.html
 
次は、スウェーデン対スロバキアの勝者と試合が行なわれる。
決勝の相手は間違いなく米国だろう。
http://www.cbc.ca/olympics/content/events/hockey/mens/results.html

2010年2月24日水曜日

ハグクミ

2/23 (火) くもりのち雨

右の写真は近所でおととい撮ったもの。
桜は八分咲きといったところか。
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司馬遼太郎の「世に棲む日日」を読んでいるのだが、そこに「ハグクミ」という言葉が出てくる。
長州藩にあった制度で、公式の居候、公式の厄介者、公式の被保護者という意味らしい。
 
浪人となった吉田松陰を救済するために、長州藩が温情をもって松陰を実父の育(はぐく)みとしたため、松陰は禄も扶持も身分もないのだが、侍の姿をしてもいいし長州藩士を名乗っても悪くなくなったというわけである。
こちらで給料がでているわけではないがクリニカル・フェローを名乗ってもいい自分の立場と似ていると思い、こういう便利なシステムが江戸時代にはわが国にすでにあったということに妙に感心してしまった。
 
ついでながら先日の5セントコイン18枚の件に関して、自分が尋ねた多くのカナディアンたちは、店の対応がおかしいことは認めつつ、ボトルは自分で持って行かないでアパート備えつけのリサイクル用の青い容器に捨てるのがいいと、口をそろえていた。
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カナダの男子ホッケーはドイツ相手に8対2で勝ち、準々決勝進出を決めた。
http://www.cbc.ca/olympics/hockey/story/2010/02/23/spo-hockey-canada-germany.html
ドイツ相手なら楽勝ということで、英会話クラブのカナダディアンたちは誰も試合を心配していなかった。
次のロシアは強い相手なので、厳しい戦いになるものと思われる。

2010年2月23日火曜日

オペ室に中途半端に慣れました

2/22 (月) 晴れ
 
右の写真は昨日、False Creek で撮ったのだが、なぜか無数のイヌックシュック(オリンピックのロゴマーク)があった。
誰が作ったんだろう?
それにしてもよく崩れずに残っているもんだと思う。
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こちらの病院のオペ室では、ついこの前まではお客さんのような待遇だったように思うのだが、最近はナースたちにはちゃんと麻酔科の一員として扱われており、まあ嬉しいのだが、しかし奮闘を余儀なくされている。
 
外科医から麻酔科に電話がかかってきたから出ろと言われたものの、硬膜外をやるかどうかの議論になったりすることもある。
外科医とのディスカッションは日本語でも大変なことが多いのに、それを英語だからなおさら脂汗をかいてしまった。
 
以前にナースから電話がかかってきたことがあり、部屋のナースを話したいと言われたことがあった。
誰もいないからまたあとでかけて・・・と言っても、相手はあきらめない。
悪いんだけどネイティブじゃないからあなたの言ってることがよくわからない・・・と言っても屈服しない。
相手の必死さがひしひしと電話口から伝わってきた。
しまいには、「『グレー』って知ってる? グレー。色のことなんだけど。それから『スクエア』ってわかる? スクエア。物の形のことなんだけどさあ・・・。」といった具合に、超懇切丁寧な英会話指導モードになってしまい、本当にまいってしまった。
(相手はもっとまいったと思うが・・・)
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カナダのホッケー女子が準決勝でフィンランドを破り、決勝へ進出した。
彼女たちはオリンピックで、もう10年以上も負けたことがないらしい。
http://www.cbc.ca/olympics/hockey/story/2010/02/22/spo-hockey-canada-finland.html
 

2010年2月22日月曜日

ぐるっとひとまわりしました

2/21 (日) 快晴
 
朝から恐ろしく天気が良いので、午前中いっぱいかけてダウンタウンをぐるりとひとまわりすることにした。
列に並ぶのはまっぴらゴメンなので、あくまでもひとまわりしただけ。
 
まず Smithe St を東南へ降りて行き、Expo Blvd を左折し、開会式があった B.C. プレーススタジアムへ。
警備が厳重で近づくことができないので、その前を通って GM プレースの前へ。
今日はカナダ対米国をはじめとしていくつかホッケーの試合があるので、午前9時過ぎにもかかわらずすでに観客が集まりだしていた。
 
False Creek 沿いに歩いていったら、サイエンスワールドに出た。
ここでは次回のソチ・オリンピックに関する展示が行なわれている。
http://sochi2014.com/en/russian-house/
写真の右下の方にカウント・ダウンの時計がついていて、あと1400日以上もあるのに律儀に1秒1秒、秒数を減らしていた。
 
オリンピック・ビレッジの南側を通ったのだが、オリンピック・ビレッジは恐ろしく地味だった。
警備は厳重で、近寄れる雰囲気ではなかった。
が、写真は撮った。
 
そのまま W 2nd Ave を西へひたすら歩いて、Cambie オリンピック・ラインの駅へ。
すでに人がたくさん並んでいたが、2本ほど電車を見送り、ようやく3本目に乗ることができた。
 
5分ほど2両編成の電車に揺られ、グランビルアイランドへ。
パブリックマーケットはものすごい人ごみで、フェリーを待つ長蛇の列もあったのだが、南側の海は人がおらず芝生がきれいで陽射しが暖かく、とても気持ちが良かった。
 
Granville St を通って、ダウンタウンへ戻った。
桜は八分咲きといったところか。
一部葉っぱが生えつつある。
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夕方、カナダ対米国のホッケーの試合があり、5対3で米国の勝ち。
この結果、カナダは火曜日のプレーオフ(ドイツ戦)へまわることになった。
http://www.cbc.ca/olympics/hockey/story/2010/02/21/spo-hockey-canada-usa.html
 

2010年2月21日日曜日

オリンピック・・・もう疲れた

2/20 (土) 晴れ
 
オリンピックが始まってから1週間経った。
最初はにぎやかになって各種イベントの盛り上がりを見ているだけで楽しかったが、ダウンタウンのあまりの混みようがひどくて、ちょっとだんだん疲れてきた。
 
以前のまったりとした雰囲気が懐かしい。
どこに行っても、人、人、人、・・・。
新宿とか池袋じゃないんだから、何もこんなに集まらなくてもいいのに・・・と思う。
 
まあそうは言ってもせっかくだからと思い、今日はいろいろなオリンピックのメダルが展示されているという話の Royal Canadian Mint Pavilion に行こうと思い出かけてはみたのだが、朝9時前の時点でものすごい行列がすでにできていた。
http://citycaucus.com/2010free#5413
日本語学校のボランティアの帰りに再度寄ったのが3時半頃で、写真はその時に撮ったもの。
 
よくもまあこんなに並ぶものだと感心してしまうくらい、人が並んでいる。
みんな本当に根性があるなあ。
 

2010年2月19日金曜日

満員のスカイトレイン

2/18 (木) 晴れ
 
写真は日曜日に撮った美術館入り口の様子。
ここで人がこんなに長い列を作っているのを、初めて見た。
  
オリンピックが始まる前、新聞をにぎわせた話題の一つに「スカイトレインの混雑」があった。
オリンピック期間は乗客が1/3 増になるので、乗るために1~2時間待つことになるというもの。
 
幸いなことに朝は早いので、ふだんとあまり変わらない。
夕方は今まではやや混んでいる程度だったのだが、今日は初めて満員電車状態を味わった。
 
ホームで電車から降りてくる人たちを行儀よく待って乗り込み始めたら、最後の方の人たちは危うく乗り損ないそうになっていた。
英会話クラブに来ている若い男性は、スカイトレインの中で初めて痴漢に遭ったと言っていたとのこと。
 
今日はそうでもなかったが、昨日は Vancouver City Centre 駅はこれからカナダラインに乗る人たちで、駅の外までものすごい長蛇の列だった。
どうもホッケーの試合の開始時間と関係があるらしいが、本当の理由はよくわからない。
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米国では気管支鏡を施行する際は陰圧の部屋で行なうことになっていると、指導医に教わった。
カナダでもその影響を受け、そういう方向に移行しつつあるとのこと。
関連のあるウェブサイトを見つけたので、備忘録として残しておく。

2010年2月18日木曜日

微妙な MH 症例

2/17 (水) 晴れ
昼食時に外出すると、暖かい陽射しと冷たい風の組み合わせがなんとも心地良い。
 
今朝のカンファレンスは、実際に病院で経験した重篤な症例に関するものだった。
その中の1症例が MH なのだが、それが典型的とは言えず、かと言って違うとも言えない微妙なものだった。
 
そこで引用されていたが MH の確からしさをスコア化を試みた論文で、15年以上前の古いものなのだが、あとで役に立ちそうな気がしたので備忘録として残しておく。
Larach MG et al. A clinical grading scale to predict malignant hyperthermia susceptibility. Anesthesiology 1994; 80: 771-779.
 
Delphi method という方法で米国、カナダ、英国、オーストラリアなどの 11人のエキスパートから意見を募り、項目ごとに点数を割り振ることによって症例ごとのスコア化を可能にしている。
Delphi method というのは匿名を維持しながら、意見を述べることを可能にしたもので、強い意見を述べる人に引きずられないようにしている。
さらに、郵便やファックスでお互いに意見交換をすることも可能にしている。
 
スコアを決める項目としては、①筋硬直、②筋破壊、③呼吸性アシドーシス、④体温上昇、⑤不整脈、⑥家族歴、からなっている。
全身性の筋硬直があれば①で15点、サクシニルコリンを使用してCK が2万IUを超えるようなら②で15点・・・といった具合に足していき、最終的に50点を超えれば MH rank 6 で "Almost certain" に分類されることになる。
例えば20~34点なら MH rank 4 "Somewhat greater than likely"、3~9点なら MH rank 2 "Unlikely" である。
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聖火リレーの時のビデオの編集ができたので、かなりタイミングをはずしている気もするのだが、せっかくなので公開したい。

2010年2月17日水曜日

今もなお有名な女子フィギュア・スケート選手

2/16 (火) 雨のちくもり一部晴れ
 
麻酔導入前に患者さんが起きていても、こちらの麻酔科医やナースは本当によくしゃべる。
時にはあまり鎮静が効いていない患者さんも話に加わり、とてもにぎやかになる。
日本だったら不謹慎だと思われてしまいそうだが、これがこちらの文化ということなのだろう。
 
今朝は昨日のオリンピックの話題となり、日本がメダルを獲ったという話題になった。
スピード・スケートは盛んなのかと訊かれたので、盛んだけど女子フィギュアの方が人気があるかも・・・と答えておいた。
 
B 先生が「知ってる、知ってる。日本の女子フィギュアっていい選手がいっぱいいるんだよね。」
と言うので、アサダマオとかアンドウミキとか名前が出てくるのか・・・と思っていたら、
「ミドリ・イトウとか・・・」と B 先生。
 
それはちょっと古すぎると言ったら、真顔で1988 年のカルガリーでは超有名だったとのこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8A
B 先生は30代半ばに見えるので、少年時代の思い出なのかもしれない。
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聖火ランナーが近づいてくると、前フリというか予告編というか、聖火ランナーの前にコカ・コーラの車に乗ったにぎやかな一団がやってくる。
その様子を写したので、タイムリーではないのだが備忘録として残しておく。

2010年2月16日火曜日

遅すぎる Medical Services Plan

2/15 (月) くもりのち雨
 
写真は昨日、Robson 通りから一本横に入ったところで撮ったもの。
桜はいまだ三分咲きといったところ。
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11月半ばに申し込んだ Medical Services Plan から、先週ようやく連絡というか請求書が届いた。
こっちの医療保険で、これに入れば医療を受けられるというもの。
何のメリットも享受できないまま、しっかり12月分と1月分も料金が加算されていた。
 
Medical Services Plan はこちらに来てから3ヶ月しないと加入できないのだが、ウェブサイトをよく読むと手続きに時間がかかるのでブリティッシュ・コロンビア州に来たらすぐに申し込みましょう・・・と書いてある。
http://www.health.gov.bc.ca/msp/infoben/eligible.html#enroll
 
その通りにすれば良かったのだが、秘書さんのマニュアルに3ヶ月目に入ったら加入手続きをすることと書いてあったので決断が鈍ってしまった。
彼女とこのことについて話し合ったりもしたのだが、急がなくてもよいとのことだった。
 
おそらく病院で雇われている場合は比較的すみやかに手続きがなされるが、自分のように病院から給料が支払われておらず、個人の資格で申し込む場合はそうはいかないということなのだろうと思う。
これから、日本の大学を休職してブリテッィシュ・コロンビア州に来る人は、すみやかに手続きを行なうことをおすすめします。
 

2010年2月15日月曜日

Zipline --- オリンピック関係のイベント

2/14 (日) くもりのち晴れ
  
隣のオーストラリア人の彼がバラの花束を買ってきたところにすれちがい、今日がバレンタイン・デーだということを思い出した。
スーパーにはハート型のチョコが売っておらず、日本の文化と季節を感じることができず、ちょっとさびしい。
こっちにはきっと、義理チョコ文化もないのだろう・・・。
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聖火が対岸からどのように見えるのか知りたくて、シー・バスでノース・バンクーバーに渡り、写真を撮ってきた。
右の写真の一番高い建物の根本近くに、炎が3つ見える。
 
もっとさかんに燃えさかっている様子をイメージしていただけに、がっかり。
肉眼の方がずっとよく見えた。
 
この時期にはオリンピック関連のイベントがいろいろと催されている。
Robson Square では Zipline が4時間待ちだった。
http://www.miss604.com/2010/01/vancouver-2010-oiympic-zipline-downtown.html
 
Zipline については上のウェブサイトでもビデオを見ることができるが、自分でも撮影したので下に載せておく。

2010年2月14日日曜日

すし詰めの Robson 通り

2/13 (土) くもりのち雨
 
日本語学校の帰りにカナダプレイスに寄り、聖火(写真左)を見てきた。
人ごみに流されるうちに、自然に着いた。
 
金網で仕切られ、遠くから眺めるだけ。
金網が写らないように、網の穴にレンズをはめるようにして撮った。
 
昨日は洗濯をしている時にアパートのテレビで開会式を観ただけなので、日本選手団の入場の前後ぐらいしか見なかった。
聞くところによると、BCプレイス内の聖火台に点火した後、さらに聖火ランナーがここまでやってきて、点火したとのこと。
 
その後アパートに帰るべく歩いて Robson 通りまで来たのだが、Robson 通りに入った瞬間からすし詰め状態で全く動けなくなってしまった。
歩行者天国ではないはずなのだが、大勢の群集が車道に出てオー・カナダを歌ったり踊ったりしていて、さらにそれを眺める人たちで歩道がいっぱいだった。
 
写真右はすこし空いてきたところで撮ったもの。
パトカーが近くに止まっていたがそれをやめさせる様子はなかった。
バスが立ち往生して全く進めず、客はしかたなく降りている様子だった。
 
CBC ニュースによると、オリンピック反対派が店を襲うなどして暴れるような事件もあったらしい。
http://www.cbc.ca/canada/british-columbia/story/2010/02/13/bc-vancouver-olympic-protest.html
 
下の動画は、Robson 通りの様子。
 

2010年2月13日土曜日

聖火リレーその2・カウントダウン

2/12 (金) くもりのち雨
 
今朝は胸部麻酔がないということもあり、聖火リレーの写真とビデオ撮りに再チャレンジして来た。
Denman St. の English Bay よりに大きなカーブがあるので、そこで聖火を待ち受けることにした。
カーブの頂点にいれば長い直線コースを見渡せるわけだが、やはり同じことを考える人はたくさんいて、とても混んでいた。
 
実際には地元の人も観光客もそんなに行儀がいいわけではないので、遠くからやってくる聖火を見ることはできず、ぐちゃぐちゃになった人ごみや車の流れから、突然聖火が現れたといった感じ。
その後、聖火ランナーは海沿いの道を行き、バンクーバー・オリンピックのシンボルマークにもなっている像の前で聖火が次のランナーへと引き継がれた。
その模様が上の写真。
 
聖火とともにものすごい数の人が、いっせいに波のように動いていく感じだった。
それから意外に思ったのが、聖火の到着時刻がものすごく正確だということ。
事前に予定されていた時刻と、ほとんど変わらなかった。

夕方は美術館に行き、開会式のカウントダウンをウォッチングしてきた。
後ろの方から文句が出るため、雨がけっこう降っていたが傘もさせず、けっこう濡れた。
 

(動画は首を右に傾けてごらん下さい)

2010年2月12日金曜日

聖火リレーその1

2/11 (木) 雨時々くもり
 
こちらに長いこと住んでおられる A さんから情報をいただき、聖火リレーを観に出かけてきた。
病院から近いという理由で市役所(写真左)付近に行ったのだが、どうも実は市役所での聖火のリレーがかなりの目玉だったらしく、ものすごい混雑だった。
 
ヤフーのニュースによると、聖火が市内に到着したことを象徴する意味合いがあったらしい。
そうとは知らないものだから昼ごはんのあと余裕をもって出かけたにもかかわらず、ものすごい混雑のために聖火のリレーの場面を観ることはできなかった。
しかたがないので 12th St. の東からやって来る聖火を道端で待った。
 
写真右は聖火のリレーのあと、市役所から出てきたところを Cambie St. の道端で撮ったもの。
ちょっと小高いところに昇って撮った。
雨が降っていて寒く、傘もさしながら撮ったので、どうしても手が震えてしまう。
動画を撮りつつ静止画も撮ろうと欲張ったので、どっちも今イチとなってしまった。
 
アパートの細い無線LANで動画をアップロードすることはできないので、明日、病院の強靭な無線LANでアップロードする予定。
写真とビデオ撮影はなんかちょっと悔しい結果に終わったので、明日、もう一度リベンジするつもり。
 
オリンピックはいよいよ明日開幕。
 

2010年2月10日水曜日

きちょうめんな男性カップル

2/9 (火) 晴れ

現在、2つの研究プロトコールを作成しているところだが、指導医のはからいで両方にそれぞれ共同研究者をつけてもらえることになった。
特に疫学研究に関しては、医学生の強力なサポートが得られる見込み。
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アパートに戻ると、ユニットの扉に手紙が貼りつけてあった。
ちょうど男性カップルの部屋が開いていたので事情を尋ねてみると、彼らがわれわれに向けて書いたものだとのこと。

どうやら「怒りのメッセージ」らしい。
バスルームがあまりにも汚いので、今日、彼らが掃除したとのこと。
今後は1週間ずつ掃除の担当を交替するようにしたい・・・というのが趣旨だった。

「汚かったから掃除した」と言うのだが、実はわれわれの今までの感覚からすれば、そんなに汚れていないのだ。
最近の4ヶ月では、かなりきれいな方なのである。
そうは言っても彼らの言い分は正当なものであり、アパート側からすれば「理想的なテナント」なので、反対する理由は何もないのだが・・・。

彼らとしては、1週間ずつ毎日掃除する・・・というのが希望だったみたいだ。
自分が「1週間に1度、交替で掃除するってことだね?」と言ったら、男性カップルの一人がかなり動揺したらしく、瞳が大きく見開き何やらどもりながらもごもご言っていた。

清潔・不潔に対するきちょうめんさのランクは、自分の中では
男性カップル(仏) >>>> 自分(日) > 男女カップル(メキシコ) >>>>> 男女カップル(豪)
といったところだと思う。

ついでながら、昨日の洗濯物はまだ乾いていない。
自然乾燥では、チト辛い。

2010年2月9日火曜日

ついに乾燥機故障

2/8 (月) くもりのち晴れ
 
写真は昨日接写に成功した桜の花。
花びらが5枚だから、桜だと思うんだけど。
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最近、乾きが悪かったのでちょっとイヤな予感がしていたのだが、ついに地下の乾燥機が壊れた。
自分の前に使っている人がいて、全く乾いていないどころか洗濯物が暖まってさえおらず、冷え切ったままだったのだ。
 
そうは言ってもやっぱり自分でやってみないと気が済まないので、1ドル50セントを入れて試してみたが、やっぱりダメだった。
部屋に干すしかないのだが、以前大量に買っておいたハンガーがついに役に立った。
 
前に使っていたのは、地下に住んでいる中東系の男性。
同じ苦労を味わい、ともにやり場のない怒りを共有したので、なんとなく仲良くなった。

2010年2月8日月曜日

サクラサク

2/7 (日) くもり時々霧雨
 
1~2週間前にスタンレー公園で桜が咲いたと聞いたので、今日はぜひ行ってみたいと思っていた。
ところがあいにくの雨模様。
傘をさしてまで行こうとは思わなかったので、あきらめた。
 
午後はいつものように、コミュニティ・センターの中にあるフィットネス・センターへ。
アパートから歩いて5分ほどのところにあるのだが、偶然、行く時に桜が咲いているのを見つけた。
ふだん通るその道は、どうも桜並木のようだった。
 
この写真からもわかる通り、本当にまだポツリと咲いているだけ。
梅ではないと信じているんだけど。
 
2月のこの時期に桜が咲いているんだと、いくら日本の卒業・入学シーズンが3~4月とはいえ、出会いや別れの感傷を想い起こさせるなんてことをこっちの人に説明したとしても、きっと理解してもらえないだろうなあ。
今日はとても暖かく、セーターなしでフィットネス・センターまで行ってきた。

2010年2月7日日曜日

5セントコイン18枚

2/6 (土) 晴れ
 
右の写真は美術館前で撮ったもの。
いよいよオリンピックまで6日となった。
ブログのヘッダーの写真もこれと差し替えた。
 
このカウントダウンは聞くところによると1000日前からはじまったらしいのだが、ずっとバンクーバーに住んでいてカウントダウンとともに暮らしてきた人たちにとっては、感慨深いものなのかもしれない。
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水のペットボトルをリサイクルに出すために、1週間に1度のペースで近くのスーパー Safewa● に行っている。
デポジットとして1リットル以上の容器は20セント、それ未満の容器は5セント預けたことになっているので、その金額を受け取ることができる。
 
今日はふだんよりも本数が少なかったのだが、1.5リットルの水の容器3本、500ミリリットルの水の容器6本を持って行った。
合計90セントになる勘定である。
 
受け付けてくれたのは、20才代後半と思われる男性店員。
面倒くさそうに受け付けたかと思うと、なにやらごそごそお金を数えている。
 
手渡してきたのが、なんと5セントコインの山!
目を疑ったが、数えてみたら確かに18枚あった。
呆然としている間に、店員はどこかに消えてしまった。
 
日本だったら人に90円渡すのに、5円玉を18枚渡すようなことはしないはず。
90円に5円玉が混じるような事態があれば、「5円玉が入っちゃってごめんね」くらいのことは言うと思う。
  
ある事態を当然のこととして受けとめられないこういうふとした一瞬に、自分が異国の地に過ごしているということを強く感じる。
こういうことがよくあることなのか、無礼なことではないのか、人の気持ちを推し量る習慣がないのかどうか、自分が知るカナディアンたちとディスカッションしていきたいと思う。
その内容については、逐次、備忘録に載せていく予定。

2010年2月6日土曜日

便乗値上げ?

2/5 (金) 雨のち晴れ

オリンピック開催準備に伴って街にいろいろな変化が起きているので、気がついた範囲で備忘録に残していきたい。

Broadway のパーキングメーターに、赤いカバーがかけられているのに気づいた。
駐車禁止という意味なのだろうが、交通規制の一環なのだと思われる。

壱番● という日本食の店があって、カツ丼とか親子丼、天丼などのテイクアウトができるので、よく利用している。
今週の月曜に行った時は全ての料金が G.S.T. 込みだったのに、今日は税別料金になっていた。
つまり、親子丼が今までは税込み6ドルだったのが、今日は今までよりも税金分 30 セントよけいにかかったことになる。
便乗値上げなのだろう。
けっこう好きな味なので許せるけど。

ダウンタウンのSears の地下のトイレをよく使うのだが、今までは紙で手を拭いていたのに、おとといくらいから温風乾燥機が備え付けられていた。
オリンピックのために、印象を良くしようとしているのだろうか。

最後に、オリンピックとは関係ないが、1月からフェローが一人、最近さらにもう一人増えた。
今までフェローの部屋はたいてい自分一人だったのが、この2日間ほどは新しい2人が調べ物とかしていた。
概してここのフェローは研究志向がないのだが、誰か上司に言われたからかもしれないが、彼らはがんばっている様子。

2010年2月5日金曜日

「春が来た」宣言

2/4 (木) 晴れ

政府や州が公式に発表したわけではないのだが、周りの人たちが口々に暖かいと言っていたので、勝手ながら今日からバンクーバーは春になったということにしたいと思う。
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最高気温は11℃だったようだが、もっと暖かいように感じられた。
冬と同じ格好をしていると、汗ばんでくるくらい。
今年に入ってから、一度も手袋を使っていない。
気温はそんなに高くないかもしれないが、東京では冬に手袋が離せなかったことを考えると、明らかにこちらのほうが暖かい。

11月上旬に備忘録に書いたとおり、昨年の秋に熱を出した時は生きて冬を越せないのではないかと思ったくらいだが、自分の中では昨日で冬は終わったので、まあ無事になんとか冬を越すことができたというわけである。
それを象徴するかのように、病院の前の梅の木が一部開花しているのに昨日気がついた。

今日は12時ごろ昼ごはんを食べに行ったが、太陽の位置が12月にくらべると明らかに高い。
12月は南中時に道の向こうの4階建てのビルに太陽が隠れてしまうこともあったが、今はビルよりも高い位置にきている。
陽射しがとても心地よい。

街はオリンピック関係者を思わせる人たちが増えてきている。
おとといの朝は、ロシアの(おそらく)ナショナルチームのジャケットを着た3人組が歩いていた。
カナダラインの中では、公式グッズで身をかためている人たちが、せわしなく資料に目を通していた。

アパートの男性カップルは、フランスから来たのだそうだ。
まだ仕事は見つかっていないもよう。
男どうし仲が良くて、とてもうらやましい。
2人が一緒の時は話しかけるスキがないので、バラバラになった時に一方に話しかけるようにしているのだが、すぐにもう一方がやって来てしまうので、長い間お話しすることができない。

2010年2月4日木曜日

仕事が粗すぎる某旅行会社

2/3 (水) くもり一時小雨

旅行会社大手のバンクーバー支店の仕事ぶりが今ひとつだということは、11月中旬にも書いた。
今日はひどい目に遭ったので、備忘録に残しておく・・・というより、これを読んでいる人はあそこの店は使わないようにすることをおすすめします。

某旅行会社のホームページに「今なら片道1万マイルで JAL のビジネスにアップグレード」と書いてあり、それに飛びついたのがそもそもの誤りだった。
「今なら」と書いてあるのに、その横には2009年12月31日までと書いてある。

この時点で「おかしい」と思えば良かったのだが、店頭で問い合わせたところ 2010年3月31日まで有効だという。(さっき、ホームページを見たら、3月31日までに書き換えられていた。)
それでマイルも貯まってきたことだし、往復アップグレードしようと思い 400ドル以上よけいに払った。

ところが、その後 JAL にアップグレードの連絡をした時には、25000マイルでないとアップグレードできないと言う。
JAL の言い分としては、某旅行会社が1万マイルのキャンペーンを誤って解釈していると言うのだ。

また明日、某旅行会社まで行かないといけないかと思うと、本当にうんざりする。
外国で比較的立場の弱い日本人相手に殿様商売をしているのかもしれないが、医療業界では考えられない仕事の粗さだと思う。

それからついでながら、このブログをご覧の方で、日本語の通じる質の高い旅行会社をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただけないでしょうか。
今日は City Hall 付近の FLIGHT CENTRE まで行ってきて、とてもいい感じではあったのですが、できればやはり日本語の話せる店の方が安心だと思いますので。

2010年2月2日火曜日

オリンピックシーズン到来

2/1 (月) くもりのち雨

2月となり、ついにオリンピックの時期となった。
興味はあるのだが、高いチケットをわざわざ買って見に行くほどの強い興味はないので、街の人々の様子やオリンピックが生活に与える影響などについて備忘録として書き残していきたい。

今日からバスがグランビル通りの停留所に止まらなくなったので、しかたなく駅から雨の中をとぼとぼ歩いて帰って行った。
歩いて15分くらいなのでまあ今日はいいのだが、明日はスーパーまで行きたいので、途中からでもバスに乗るつもり。
晴れていれば歩いてもいいのだが、雨だと歩くのはちょっと辛い。

日本食のドンブリ屋に寄ったが、オリンピック関係の客が増えてきたとのこと。
まだ選手は来ていないのだそうだ。

アパートの同じユニットの日本人ワーホリが地下に移り、その代わりにどこの国から来たのか知らないが男性カップルが来た。
オリンピックに仕事を探しに来たそうだ。
"We arrived here next week." と言われ、一瞬 "?" と思ったが、カップルのもう一人が "Last week." と助け舟を出してくれたので要領を得た。

日本人ワーホリはオリンピック特別料金と称して、ふだんより高い部屋代を請求されたとのこと。
男性カップルも高い部屋代を払ったのだろう。
共用スペースできれいなパソコンを広げ、仲良くネットサーフィンしていた。

これでわれわれのユニットは3カップルと自分の7人になった。
今までの最高人数で、にぎやかになるかもしれない。

2010年2月1日月曜日

吸引力が強いフードコート(イタリアン)

1/31 (日) くもりのち夕方一部晴れ
 
右の写真は今日の Robson Street の様子。
2/1 ~ 3/2 のオリンピック・パラリンピックシーズンは交通規制があるため、この通りの交通量は減るものと思われる。
http://www.translink.ca/en/Schedules-and-Maps/Transit-Service-Improvements.aspx
 
写真の右のほうに電光掲示板があるが、これは1月上~中旬ごろ設置されたもので、交通規制が行なわれることを示している。
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近所のマーケットの2階にフードコートがあり、そこのイタリアンの店に最近週1~2日のローテーションで通っている。
以前は週1日だったのだが、最近格上げした。
 
そこには日本食の店をはじめ3つ店があるので、もともとは均等に通うことで外食につきものな「飽き」を克服しようと思っていた。
ところがいつの頃からかイタリアンの店のおばさまが、自分が階段を登ってきたことに気づくと、50メートル以上離れているのにもかかわらず大きく手を振ってくれたり(実際、こちらからは向こうが霞んでよく見えないのに・・・)、日本式のおじぎを何度も何度もしてくれるようになったので、階段から他の店に向かうことができなくなり、イタリアンの店に吸い寄せられるように通うようになったしだいである。
 
自分としては、日本食や韓国料理も食べたい。
しかし別の2つの店は、決して welcome な態度ではない。
特に日本食の店は言語的なアドバンテージがあるのだから、「いらっしゃいませ~。今日も雨が降ってて濡れたでしょ? まあお茶でも飲んで暖まってよ・・・」なんて感じでしつこく日本語で声をかけてくれれば行く気にもなるのに、いつも黙っている。
 
備忘録としてイタリアンの店の特徴を記録しておくと、
1)フードコートには珍しくポイントカードがある。9回食べると1回無料になるので、まあ割りが良い。
2)新鮮な生野菜をたくさん食べることができるのがありがたい。
3)店の真ん前にテレビがあって、つねにホッケーやアメリカンフットボールの試合などを見ることができる。
4)なぜかつねに客が少ない。
5)休みなく開店しているし、おばさまはつねに働いている。いつ休んでいるのかは不明。