2010年1月30日土曜日

ネイティブに英語を教える

1/29 (金) くもり一時雨

臨床研究で必要な患者数を知るために、予備的研究を行なった。
とりあえずは発症率のようなものが算出できたので、それをもとに患者数を設定することになる見通し。
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病院での研究活動のあとで、まるで部活のように毎日英会話クラブに通っている。
英会話クラブでは英語を学ぶだけでなく、時々カナダ人に日本語を英語交じりで教えている。
現地の知り合いができるし、自分の英語力も上がるし、さらに英会話を学ぶ際の料金の割引きを受けられるというメリットもある。

特に決まった教材があるわけではないので、カナダ人たちはそれぞれ自分でテキストなどを適当に選んで持ってくる。
そしてレッスンの中で彼らはテキストの中の日本語を英語に訳し、それをさらに日本語に戻すという作業を希望することが多い。

たとえネイティブであっても、日本語を英語に訳すという作業はかなり大変なようだ。
自分でもわかるくらい超不自然な英文ができあがるため、ネイティブである彼らのストレスが相当なものだ。
英語を始めたばかりの日本人が英文和訳をすると、不自然な日本文ができあがるのとかなり似ている。

そんな時に「こんなふうに訳すといいですよ~」とばかりに、自分が正解と思われる英文をしゃべるのだが、ネイティブスピーカーに英語を教えているようでとても変な気分がする。
もっとも、自分が英語に訳す日本語は「新聞によると、水道料金が値上がりするそうだ」といったような、受験の時にさんざんやったような比較的に簡単なものばかりなので、ほとんど苦労はいらないのだ。

それでも時々、例えば「まで」の使い方で "by" か "until" かでネイティブと激論したりすることもある。
こっちは日本文の解釈には自信があるが、ネイティブは英語に自信があるのでお互いに譲らないのだ。

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