2009年12月6日日曜日

フリーマーケット

12/5 (土) 晴れ

ボランティアに行っている日本語学校で、フリーマーケットの手伝いをさせてもらった。
売るのはもちろん、この1ヶ月間苦労して地下の倉庫から掘り起こしたマンガと、在庫が重なったなどの理由で売ることになった文庫本や絵本、ハードカバーの本である。

性的表現があるなどの理由で学校で売るのが不適当とされたはずの「課長島耕●」や「東京大●物語」などが、なぜかすでに売り物として並んでいた。
マンガは1冊25セントだが、10冊以上買うと1冊10セントなので、まあ安いということになるだろう。

大量のマンガのためにふだんよりも売り場スペースを広くしたらしいのだが、残念ながらマンガの売れ行きは大したことがなかった。
たまに少年、少女たちがどかっと「大人買い」していくくらい。

人気があるのが日本語の伝統的な絵本や子供向けの本(「かいけつゾロリ」など)で、なかなかバンクーバーでは手に入らないらしいのである。
しかも日本で買う定価の2倍以上するとのこと。
小さい子のいるお母さんたちが、必死になっていい本を探していた。

現地の人たちと話す機会がたくさんあって楽しかった。
伝統的な絵本が beautiful だと言って、ぜひトライしてみたいと買って行ってくれた現地の年配の方もいた。
絵本のあらすじを英語で説明してほしいと言われたのには、ちょっと困ったけど・・・。

カナダの女子高生みたいな若い子が、ぼろぼろになった仮面ライダーV3 の本に食い入るように熱中していたのも印象的だった。
また、現地のやはり中学生くらいの女の子が魚の図鑑を指差して、「これなんですか~」とたどたどしい日本語で訊ねてきたりということがあり、やっぱりここは日本じゃないんだよなあ~と今さらながらに感じた。
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また髪がボサボサになってきたので、夕方は床屋へ。
結局、前回と同じところへ行ってしまった。

そしたらやっぱりいつぞやの銀行員のようによく自分のことを覚えていて、本当に記憶力がたいしたもんだと感心させられた。
自分の容姿が特異だからだとは思いたくないのだが、言葉がイケてない東洋人ということでインパクトがあるということなのだろうか。

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