2011年7月10日日曜日

30 分ルール

7/9 (土) 晴れ
 
テニスのコーチに紹介された A さんと、今日は初めて一緒にテニスをした。
Stanley Park Open Tournament が今日から始まったところなので、スタンレー・パークのいつものコートは使えない。
それで歩いて5分ほどのところにあるコートで、ラリーを楽しむことにした。
 
おそらくバンクーバーだけでなくカナダはどこでもそうだと思うのだが、一部を除いてほとんどのコートは無料である。
予約というシステム自体が一部の有料コートを除くとなく、出かけていってコートが空いていたらおもむろに始めるというわけである。
 
ではすでに先客がいて、どこもコートが空いていなかったらどうするのか、ということになるのだが、そのために 30 分ルールというのがある。
コートの金網に看板がかけてあって、そこにルールがずらずらと書いてあるのだが、そこに一部のメンバーを除くと使用は上限 30 分に限ると明記してある。
 
では実際にはどうするのかということが問題で、自分はこのことについて長いこと疑問を持っていた。
こっちの人たちは日本人のような遠慮はあまりないので、試合やラリーを楽しんでいる人たちのところに割って入って、「じゃあ今から 30 分したらオレ達が使うから、そういうことであとはヨロシク」とでも言うんだろうか・・・と思っていた。
 
ところがやはりこっちの人たちもさすがにそこまでは言わないようで、何となくコートの前に座って「私たちはここで待ってますからネ」とプレッシャーをそーっとかけるのが関の山みたいだ。
すると30分を少し過ぎたぐらいで、さわやかに替わってくれるといったような展開になるというわけだ。
 
それでも中にはプレッシャーをうまくかけきれずに、遠くからそっと待っていたりするものだから、悪気のない人たちに割り込まれてしまうケースもあるようだ。
存在感をアピールすることも肝心らしい。
 
今日、一緒にラリーを楽しんだ A さんは自分と真剣勝負がしたかったというわけではなく、適当なラリーの相手を探していたようだった。
明日はトーナメントに出場するとも言っていた。
テニスの技術は自分とあまり変わらないように思うのだが、自分より若くて体力があるしとにかくよく走るので、真剣勝負したら勝てそうもなさそうな気がした。
 
今日はとてもいい天気で、太陽がギラギラしていた。
気温はせいぜい 22 ℃ぐらいだったと思うがテニスをしていると暑くてしかたがないので、30分ルールにしたがって他の人に順番を譲りつつ休憩を入れた。
ダブルスのゲームをするには物足りないが、2人でラリーを楽しむ分には 30 分ごとの休憩で自分にはちょうどいい。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿