2010年9月7日火曜日

何のために働くのか

9/6 (月・祭) 雨
 
オーストラリアから大家さんの友達の M さんが泊まっていることは前にも書いた。
ものすごくおしゃべりで、酒が入るとさらによくしゃべる。
いつまでも話題がつきない。
日本人の知り合いが多いらしく、日本のこともよく知っている。
 
今日が Labor Day だからというわけではないのだろうが、昨日は酔った M さんに議論を持ちかけられた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Labour_Day
日本人は働きすぎる。
ボスが帰らないと部下が帰ることができないなんてばかげている。
平日に子供が起きている時間に帰らないから、子供に週末しか帰ってこないって思われるんだ・・・などなど。
 
「いや~、それが日本の伝統なんですよ~」と軽くかわそうとしたら、
「伝統だと~? それがキンタ●ぶらさげてる男の言うことか!」と、さらに激高させることになってしまった。
(ちなみに英語でキンタ●は、かんたんに “ball” でいいらしい)
 
このあたりは妙に大家さんと M さんは気が合っていて、従順に超過勤務をして労働者の権利を主張しない人のことを愚か者だと思っているフシがある。
また、アパートに住んでいたころ自分が週末に病院でデータ採りをしようとしていたら、フランス人に「週末に出勤するといくら手当が出るのか」とか、「手当てが出ないってことは、ボランティアを強いられていることか」などと、しつこく訊かれていたことを思い出した。
 
日本の労働環境一般について論じるのは難しいが、少なくとも自分の仕事については、いい業績を挙げることが全てだと説明するようにしている。
最近では、アスリートの例を挙げて説明しているのだが、こちらの人たちには今ひとつうまく伝わっていないように感じる。
 

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