2011年5月12日木曜日

カナダでの葬儀についてさらに

5/11 (水) 雨
 
週末の葬儀を控え、大家さんや親戚の人たちは準備に忙しい。
どうやら当日はたくさんの食事を作り、教会の葬儀に参列したお客さんたちに振舞うことになるらしい。
食事やお菓子などが手作りだという点が、お通夜にスシをとる日本とはずいぶん違う。
 
また、葬式の時に黒の礼服を着るのは家族だけとのこと。
一般のお客さんは、派手でない濃い青などであれば、礼服を着る必要はないのだそうだ。
香典を持ってくる習慣もない。
 
また、葬儀のあとは故人のために神父にミサ (Mass) を営んでもらうことになるのだが、どうやらそれは個人単位で直接神父にお願いするようなことを大家さんが言っていた。
今回亡くなった方はその教会ではよく知られた人なので、さまざまな人々が神父にミサをお願いしたために、来週以降、ミサの予定がぎっしりになってしまったのだそうだ。
 
ミサを営んでもらうために、依頼した人が神父にいくらか払うことになる。
もっとも神父はそのお金を自分のポケットに入れるようなことはなく、布教のためにカソリックが十分広まっていない地域にまわされるといったようなことを聞いた。
 

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