2010年8月19日木曜日

アパートの侵入者に思うこと

8/18 (水) 晴れ
 
自分の留守中に研究を UBC の学生が手伝ってくれることになっていたが、最近彼から妙に弱気なメールが届いていたので、朝一番に診療録のチェックに出かけた。
彼のパソコンが不調なようで、データ処理が滞っているとのこと。
 
確かに診療録置き場にはカルテがたまっており、仕事が順調には進んでいないことを物語るような光景だった。
彼も一人っきりで単調な作業をするのは、モチベーションが上がらず辛かったことだろう。
学生をはげましつつ、これからピッチを上げてデータを採取していくことにする。
 
昨日はなんちゃってイタリアンのおばさんが、今日は学生が言っていたが、自分がいなかった間、バンクーバーも例年になくかなり暑かったらしい。
猛暑は日本だけじゃなかったというわけだ。
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夜中に目覚めたら、共有スペースの灯りが消えていることに気がついた。
そして朝起きたら、共有スペースには寝袋にくるまって誰かが寝ていたので、その誰かが寝る時に灯りを消したということなのだろう。
 
フランス人やメキシカンはそういうことはしないので、状況からするとコリアンの女の子が男子を連れ込んで共有スペースに寝かせたということが最も考えられる。
薄い扉1枚を隔てて、どこの誰か全然知らないヤツが共有スペースに寝ているのは、ものすごく気持ちが悪い。
アパートの玄関に電子錠が付いていて、ユニットの入り口にもカギが付いているのに、防犯には全く役に立っていないというわけだ。
 
日本の学生寮や運動部の合宿所なら、そういうことがあっても不思議ではないと思う。
それは仮に面識が全くなかったとしても、あくまでも同じ大学生、同じ部活、(さらには同じ人種・言語)といった共有する何かがあることが前提だからだ。
 
ここは平和で安全な日本(韓国)じゃないし、かりそめにもアメリカ大陸だぜ(怒!)。
自分は明日転居し、あさってには完全にここを引き払うが、そういう意味では本当にこういうインチキくさい生活をよく1年近く続けられたものだと思う。
(もっと早くそれに気づかなかった自分にも腹が立つ!)
 

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