今日は病院からの帰りに7月用の電車・バスのパスを買った。
8月は途中で帰国することになるので、これが最後のパスということになる。
ここでせっかくだから、バンクーバーの電車・バスについて知っていることを備忘録に残しておくことにする。
電車もバスも Trans Link が運営しており、写真のような1ゾーン用の1ヶ月ごとのパスを持っていれば1ゾーン分に限り乗り放題である。
普通に買うと 81 ドルなのだが学生だと割引があったり、ウチの病院でも正規の職員は福利厚生の一環として安く買えたりするらしい。
このパスは紙でできていて、日本の電車の定期券みたいに磁気情報として名前や区間や有効期限などが書き込まれているわけではない。
表面の銀色の数字のうち、一つを銀はがしの要領で削ってから使う。
自分の場合はバンクーバーなので、「1」を削る。
ノースバンクーバーやリッチモンドは「2」、コクイトラムは「3」など、使う地域によって削る数字が異なる。
裏には使い方が書いてあり、一番下に名前と電話番号を書く欄がある。
一度失くしたらこんなところに名前を書いたところで戻ってきやしないと思っていたのだが、一度だけバスの中で運転手が落し物の定期の持ち主の名前を読み上げていたことがあった。
名前を書いておくと役に立つこともあるらしい。
国際空港はリッチモンドにあるので、バンクーバーとは別のゾーンにあることになる。
だから休日や夜間でなければ、乗る前に 50 セントか 75 セントだったかを払わなければならない。
駅では時々物陰に隠れている係員にパスの提示を求められることがあるし、突然乗車してきた係員がホールドアップと言わんばかりの態度でパスを見せろと言うことがある、ということは以前にも書いた。
その一方でバスの運転手のチェックはけっこうズサンで、2両編成の急行バスでは運転手のいない後ろの車両から乗り込むのも OK みたいだ。
このあたりが自分にとっては今もナゾで、公平性を欠いていると疑問に思うところではある。
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