2009年11月24日火曜日

予防接種受けました

11/23 (月) 一日中雨 夕方からは霧雨
日本は祝日だろうと思うが、こちらは平日。

先週後半から院内で、全職員対象のインフルエンザワクチン接種が行なわれている。
ICU などの特殊領域で働く職員にはもっと早くから行なわれていたが、ようやく一般職員にまでまわってきたというわけである。

今日は気分的に少しゆとりがあったので、接種してもらいに行ってきた。
問診票のようなものはなく、名前、部署、職員 ID、インフォームドコンセントの有無、妊娠の有無を書くだけ。
接種直前に、今までインフルエンザのワクチンを受けたことがあるかどうかは訊かれた。

両方受けたいかと訊かれたので、迷わず「両方」と答えた。
噂では左右の腕に同時に「いっせーのーせ」で2人の看護師さんがブスっと刺すという話だったが、実際にはそんなことはなく、右に季節性、左にH1N1を順番に打ってもらった。

こっちでは院内で日本人に会うことは本当にまれなのだが、たまたま隣の人が日本人だった。
彼女は院内でボランティアをしたいのだそうだが、そのためにはワクチン接種が必要なのだそうだ。
彼女はH1N1は痛いので、受けようかどうしようか迷っているとのことだった。

自分の感想としては、季節性の方がはるかに痛かった。
VAS でいうと季節性が75、H1N1が35 といったところか。
さすがに腕はしびれなかったが、季節性は筋肉の奥でじんわりと組織を押しのけて広がっていくような感じがした。

確か、季節性は透明、H1N1は白濁していたような気がする。
H1N1に関しては、目の前で白い粉が入ったバイアルを溶解していた。

帰りにアセトアミノフェン325 mg を2粒渡された。
異常があったら使えとのこと。
おおっ、さすがアメリカっ!

それから、なぜかペロペロキャンディーももらった。
こっちは「さすがアメリカ」というより、むしろ子供の床屋みたいだ。

さらに ID に予防接種を受けたことを示すシールが貼られた。
まるで安全管理研修を受けた時にもらうシールのようだ。

注射をしてから7時間たったが、穿刺部位がまだ痛い。
両腕に同時に予防接種を受けたのは初めての経験だったが、これが最後の経験であってほしいとも思う。

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