2009年10月30日金曜日

メキシカンの意外な素顔(?)

10/29 (木) 一日中雨

アパートに戻ったら、めずらしくバスルームにカギがかかっていた。
誰か入っているのだろうと思ったのだが、物音がしない上に電灯もついていない。
あやまって施錠した状態でドアを閉めてしまったのかもしれないが、ちょっとイヤな考えが頭をよぎった。

最悪のシナリオ・・・ suicide (!)
次に避けたいシナリオ・・・ SAH or MI → collapsed on the floor

いずれにせよこのまま放置しておくわけにもいかないので、ドンドンとドアをノックしてみた。
返事がない。
困ったなあと思いつつ部屋にいったん戻ろうとしたら、メキシカンの C 君が出てきた。

C 君 「俺の部屋、ノックした?」
自分 「いや。バスルームをノックしたんだよ。カギがかかってるんだけど、中に誰もいる様子がないし。管理人に電話しようか?」
C 君 「その必要はないでしょ・・・。」

というと、C 君は台所の食器類をまさぐりはじめた。
そうは言っても放置するわけにはいかないから・・・と自分の部屋の方に振り返り、電話をポケットから取り出した瞬間、背後から
「キー」

バスルームのドアが開いていた。
一瞬のできごとだった。
やった、開けてくれたんだ、ありがとう C 君・・・と彼の顔を見ようとしたが、部屋が暗い上に彼の背中から外の光が射し込んで顔がかげになっている。

表情がよく見えないが、彼の右手にはナイフが・・・!!!
C 君 "Easy." (かんたんだったよ。)

声はほがらかなようだが、表情がよく見えない。
でもナイフがこっちをむいているのはとてもよくわかった。

ナイフで開けたのはわかったから、ちょっとそのナイフを片付けてくれないかなあ。
怖すぎるからさあ・・・。

問題は解決したが、バスルームのカギが簡単に開くこと、お隣のメキシカンが意外な特技(?)を持っていることもわかった。
C 君のガールフレンドを含め若い女の子もこのアパートにはけっこういるわけで、こんなに簡単にカギが開くのはまずいんじゃないだろうか。
C 君みたいに開けちゃうヒトがいるわけだから。

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