リフレッシャーコース (非心臓手術患者の術前評価) に関して
すでに研究がやりつくされた領域のような印象があるのだが、それでもやはりここ数年での進歩はあるようだ。
主に循環器内科領域でのデータが紹介され、周術期にとどまらず長期予後を改善することを目的とした研究が多く行なわれている。
例えば、2枝・3枝病変では内科的療法と差がないが、左冠動脈主幹部の50%以上の狭窄に関しては、血行再建療法が有意に成績が良いことが示されている。
またβ-blocker については、以前から投与されていたものについては周術期も継続することが奨められており、急激に始めたり止めたりするのは良くないようである。
スタチンについては継続が良いが、ある程度前から始めておかないと効果がないもよう。
不安定性狭心症と最近の心筋梗塞を見つけることが重要である。
周術期は過凝固状態にあるので、急激に状態が悪化することがある。
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午後は social activity の一つで、swamp tour に行ってきた。
コンベンションセンターから20~30分ほどバスで行った湿地帯でボートに乗り、沼地を一周するというものである。
一帯は自然状態が保存されており、ワニやカメがたくさんいた。
写真をたくさん撮ったが、残念ながらデジカメのケーブルを持ってきていないため、バンクーバーに戻ってからワニの写真や動画をアップしたい。
ワニを両手でつかんだがヌルヌルしておらず、どちらかというと皮膚はカサカサした感じだった。
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