2011年7月14日木曜日

ホームステイに見る現代若者気質

7/13 (水) くもり一時雨
 
今週から、新しい店子が南米からやって来た。
彼はエンジニアリング関係の博士を持っていると言う。
 
学歴で差別するわけではないだろうが、ほとんどの店子がわがままで子供っぽいので、大家さんは彼にかなり期待していたようだった。
しかし数日経った今、彼も決して例外でないということがわかり、今日はちょっと落胆していたようだった。
 
自分も含め誰しもがかつては若かったわけで、一方的に若者を責めるつもりはないが、せっかくだからここで店子たちの特徴についてまとめておきたいと思う。
若者たちの行動を客観視して評価を下すことも、オジさんに課せられた責務だとも思うので。
 
まず、彼らは決して約束を守らない。
ウチでの約束はきわめてシンプルで、晩メシを食べない時は午後5時までに大家さんに連絡を取ること、午後 11 時以降は騒がないことぐらいである。
自分が越してきた昨年8月以来、1人として晩メシの連絡をして来た人はいなかった。
 
また、彼らは例外なく Skype を使っているのだが、夜中だろうと明け方だろうと時間帯を気にすることなく大声でしゃべっている。
ガールフレンドを夜中に起こしてまで、こっちの都合のいい時間帯にしゃべっていたのは南米某国の軍人ぐらいだった。
マイクの性能にもよるのだろうが、Skype って大声じゃないとダメなものなんだろうか?
 
そして彼らは決して1ヶ所に長居することがないみたいだ。
ついこの前来たばかりの中東の彼も、明日出て行くことになった。
大家さんはこの数十年間で数百人の外国人の面倒を見てきたそうだが、1年以上居ついたのは自分も含め4人で、しかも全員が日本人だと言う。
 
店子全体に占める日本人の割合は決して高くなくせいぜい 10% 程度だと思うので、多変量解析を行なえば日本人であることと長期間の滞在との間に、相当強い有意な関係が見出されることだろうと思う。
 

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