2010年4月24日土曜日

診療録からのデータ収集

4/23 (金) くもりのち雨
 
パソコンからのデータ収集はだいぶ軌道にのってきた。
しかし本当に大変なのは、診療録からのデータ集めである。
 
火曜日に診療録の保存場所へ行き、研究のセットアップを行なったことはすでに書いた。
診療録のお取り寄せをお願いしたところ、先方から診療録が届いたとのことだったので、今日さっそく行ってみた。
 
扉が施錠されているので開けてもらわないといけないのだが、受付の女性に「あんた、ホントに医者なの?」といった調子でうわ目遣いに、"Are you a doctor ?" と訊かれてしまった。
語尾がものすごく上がっていた。
これがホントにまるで映画のひとコマみたいだったので、おかしくてしかたがなかった。
 
中に入れてもらうと Library と称する場所が地下にあり、そこで診療録の記録を行なうことになる。
診療録の持ち出しは禁じられている。
 
研究用にたくさんの閲覧用の診療録が置いてあるのだが、午前中いっぱいは閲覧しているのは自分だけだった。
午後になると若いドクターや学生らしき人たちで、けっこうにぎわった。
 
医者の悪筆は洋の東西を問わないということがよくわかった。
電カルが普及している分だけ、日本の方がまだましかもしれないが。
 
午前中はなかなか仕事が進まず、今後の膨大な仕事量を考えて気分が暗くなってしまった。
午後になると診療録の構成に慣れてきたので、効率がだいぶ上がった。
時間がたつと暗くて古い窓のない部屋にも慣れてきて、けっこう居心地がよくなってくるから不思議なものだ。
 

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