2011年1月26日水曜日

逆の気遣い

1/25 (火) くもり
 
おとといの日曜日に、ブラジルから新しい店子 P さんがやって来た。
自分とほぼ同年代で、小学生の子供もいるらしい。
1ヶ月間、ダウンタウンの英会話スクールに通うことになっている。
 
初日に会った時は P さんはかなり緊張していたのか、なかなか笑顔を見せてくれなかった。
今日で3日目なのだが、賄いつき下宿生活に少しずつ慣れてきたように思える。
 
自分が人のことをとやかく言えるレベルではないのだが、P さんの英語もお世辞にもうまくない。
最初は中級クラスという認定を受けたらしいが、明日、初級への降格を自ら志願するらしい。
P さんはかなり知的な職業に就いているので、降格を決意するには彼のプライドが邪魔したかもしれないが、自分としては彼の潔い態度に感銘せずにはいられなかった。
 
また、P さんの英会話学校の生徒は若者ばかりみたいなので、友達作りも大変かもしれないな~などと、よけいなことだとは思いながらも気になってしまう。
もっとも彼の英会話学校はブラジル人ばかりらしいので、マイノリティとしての孤独感は味あわなくてすむみたいだが・・・。
 
自分が彼に英語で話すことはほとんど通じていなかったということに、昨日初めて気づいた。
大家さんを見習って、ゆっくりわかりやすく話すように心がけることにした。
今までずっとまわりに英語がうまい人しかいなかったので、いろいろな意味でけっこう変に気を遣うことが多かったが、逆の立場になってもそれはそれで気を遣うものだということがよくわかった。
 

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