2011年1月8日土曜日

少年の語学留学

1/7 (金) 雨のち晴れ
 
ロシアから15才の少年K君がバンクーバーに語学留学に来て、店子の一人としていっしょに下宿生活をしている。
ロシアでは義務教育をさぼってもいいのだろうかとか、ひょっとしたら長い冬休み中かもしれないとか、クリスマスとか正月ぐらいは親元にいた方がいいのではないかとかいろいろ考えさせられてしまうが、あんまり干渉しても良くないだろうと思ってそういうことについては黙っている。
 
同じ店子の立場とはいえ、中学生の年代とはやはり話があわないし、正直なところつきあいづらい。
差しさわりないことを質問しても「わからない」とか「まだ決めてない」といったつまらない返事しか返ってこないし、行動パターンも理解できないものが多い。
 
今日はカナックスのゲームがあるとのことで、昨夜の時点ではK君はGMプレースに観に行くようなことを言っていた。
チケットは持っていないが、ダフ屋から買うとのこと。
ゲームが始まってから交渉すれば100ドル程度で安く買える(!)とか、最初から100ドルしか出さないと交渉すればダフ屋がゲーム途中の適当な時期に売ってくれるというようなことを言っていた。
なんか妙に世慣れているが、これが世間の15才レベルということなのだろうか?
 
今日は大家さんが出かけてしまったので、店子だけで夕食を食べることになった。
「今日は大家さんがいないから、好きな時間に夕食を食べてもいいんだよ」と声をかけたら、その直前までは夕食を食べそうな雰囲気だったのに、突然シャワーを浴びて出かけて行ってしまった。
 
自分には責任はないのだし放っておけばいいのかもしれないが、自分の子供と同じ年代だと思うとどこで何をしているのか気になってしかたがない。
彼の行動を見ていると、たとえ若いうちの語学留学が魅力ある選択だとしても、一人前の行動ができないうちは子供を海外へ単独で放り出すべきではないと考えずにはいられない。
 

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