2011年2月28日月曜日

屋根裏のリス

2/27 (日) くもりのち雨
昨日の雪は 10 cm ほど積もり、朝起きた時はあたり一面が雪で覆われていた。
 
日本ではあまり見ないが、こちらには屋根裏部屋のある家は多いようだ。
ウチにも「部屋」ではないのだが屋根裏があり、どうもリスが住みついているらしく最近ひどくやかましい。
 
毎年冬には屋根裏にリスがどこからか来るらしいのだが、今年は特にうるさいとのこと。
ここでは野生動物を人間が勝手に殺すことは許されないので、専門業者に駆逐を依頼することになる。
最低でも一回 370 ドルかかるとのことだった。
 
ダウンタウンに住んでいた時に初めて身近にリスを見たときは感動したものだが、地元の人たちの感覚は少し違うらしい。
特にゴミ捨て場にウロウロしているリスは、ドブネズミと同様に汚いものとして見ているフシがある。
 

2011年2月27日日曜日

また雪が降った

2/26 (土) くもりのち雪
 
2月も終わりに近づいているというのに、このところ寒い日が続いている。
今日はずっと氷点下で、10時ごろから雪が降り出した。
夕方になってもやむ気配はなく、夜になっても降り続いているもよう。
 
去年の今頃はすでにもう暖かく、オリンピック期間中だというのに雪が降らずに困っていたものだ。
今年はすっかり冬に戻ってしまったようで、充電式カイロと手袋は手放せない。
特に今日は、日本語学校のヒーターが壊れており、本当に寒かった。
 
研究はデータ整理を現在行なっており、D 先生の統計ソフトに合わせてデータの形式を多少変えているところ。
本で多少得た関数の知識をもとにエクセルのデータをいじっているが、一日中エクセルと向かいあっていると、疲労のためかスプレッドシートの格子模様を見るだけでめまいに似た感じがしてくる。
 

2011年2月25日金曜日

Everolimus

2/24 (木) 晴れ
 
大家さんが末期癌患者にはワンダー・ドラッグが効くと言っていたので、詳しい薬の名前を調べてもらった。
一般名は Everolimus で商品名は Afinitor というのだそうだ。
 
どんな癌にでも効くらしいが、めちゃくちゃ高いらしい。
詳しい値段は忘れたが、1ヶ月服用すると5~6千ドル程度だったように思う。
 
もともとは免疫抑制剤で、臓器移植後に投与される薬である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%99%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%82%B9
しかし最近は各種癌への投与が行なわれるようになっている。
中でも腎癌への投与に関するペーパーが多い。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21129605
 
癌の増殖、成長、血管新生の調節因子である mTOR (mammalian target of rapamycin) を持続的に阻害することで、腫瘍細胞の増殖抑制と血管新生阻害を行なうことが、エベロリムスの作用機序と考えられている。
転移性腎細胞癌に対する有効性は、すでに臨床試験で確認されているとのこと。
 

2011年2月24日木曜日

肺移植講演会

2/23 (水) 晴れ
夕方はひどく冷え込み、気温は0℃まで下がった。
 
水曜日朝恒例の講演は、肺外科医による「末期肺病変に対する手術療法」というタイトルで行なわれた。
実際は肺移植に関する話が全体の9割以上で、残りの1割弱が Volume reduction surgery や Endobronchial valve などの別の術式の話だった。
 
以下に、講演内容のメモ書きを箇条書きにしておく。
 
・肺移植術は 1980 年代に始まった、比較的新しい手術療法。
 
・肺移植の効果を評価したり適応を決めるための手段として、手術した場合の生存率と待機期間中の生存(死亡)率を比較するらしい。それによると COPD 患者が肺移植を受けた場合の死亡率は待機中よりも高いらしく、肺移植を行なううまみがないとのこと。
 
・BC 州では年間 15 件程度の肺移植がある。2004年以後の1年生存率は 90.1 %(それ以前は 70~80 %程度だったように思う)と上昇傾向にある。
 
・Double lung Tx が増える傾向にある。
 
・ドナー全体の15~20 % しか肺移植に用いられていない。ドナーが気管挿管されて人工呼吸を受けるうちに、VAP を起こしたりして使えなくなるそうだ。
 
・ドナー不足を克服するために、(脳死ではなく)心臓死患者の肺が使われるようになっている。成績は決して悪くないとのこと。さらにドナー肺を最適化するために、ex-vivo で灌流する試みが行なわれている。
 
・レシピエント側の問題で手術がうまくいかない因子として、高齢、肥満、DM、ECMO 中、などが知られている。
 
・Endobronchial valve についてはウィキペディアに図入りで解説が載っており、まあまあわかりやすい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Endobronchial_valve
 

2011年2月23日水曜日

共同研究者との話し合い

2/22 (火) 晴れ
 
とりあえずデータが全て揃ったということで、supervisor の J 先生のほかに統計やデータ分析で力を貸してくれる D 先生と話し合いをした。
D 先生が加わるのは初めてなので J 先生が D 先生へアウトラインを説明してくれたのだが、まずそこで J 先生が研究の背景を正確には理解していないことに気づいてしまった。
 
以前もこのブログに書いたことがあったが、熱心な共同研究者や指導者が必ずしも研究を正確に理解しているとは限らないとつくづく感じることがある。
逆に、話し合いの場を持つことによって、理解にずれがあるまま仕事を進めずに済むという言い方もできるだろう。
お互いにわかったような顔をしているのではだめで、たとえ面倒でも時々は確認作業が必要だ・・・ということをバンクーバーで学んだ。
 
自分もそうだが J 先生が混沌とした臨床の中で生きているタイプなのに対して、D 先生はちょっと次元の違う切れ者というイメージがある。
現に彼は大学において高い職位にあり、先日の勉強会では Intensive Insulin Therapy について格調の高い講演を行ない、喝采を浴びていた。
 
今日はその D 先生にかなり手間ヒマのかかる難易度の高い宿題を課せられてしまい、ちょっと困ってしまった。
単に面倒だというわけではなく、それをする意義が見えてこないのである。
指導される立場の時にしばしば直面する、「なぜこれをしなくちゃいけないのかがわからない」状況だとも言えるだろう。
 
言語の問題もあって、自分が D 先生の言い分を正確には理解していないということはあるのかもしれない。
近いうちにもう一度話し合いがあるので、それまでにこちらの考えをまとめておこうと思っている。
 

2011年2月22日火曜日

Microwave

2/21 (月) くもりのち雨 一時雪
まだ、カナダの電子レンジのことについて書いていなかった。
 
病院の2階のフードコートには、レンジが3台置いてある。
1年目は City Square に昼食を食べに行くことが多かったが、2年目は前日の夕食の残りを持って行くようになり、昼はいつも病院のレンジを使っている。
 
この3台のうち1台はレジの近くに、2台は離れたところに置いてある。
レジに近いのは直感的に使いやすい作りをしているのだが、残りの2台は慣れるのに時間がかかるようなデザインである。
ひょっとしたら、業務用なのかもしれない。
 
1から 10 ぐらいまでのボタンが並んでいるだけで、どれをどう押すのかがあらかじめわかっていないと使えないようになっている。
自分はいつも2分半加熱してチリチリにするので、「8」のボタンをまず押し、そのあとでスタートボタンを押す。
「8」のところに「2分半」って書いていないところが不親切だ。
 
初めてこれを使う人たちは、いつもたいていまず「プログラムボタン」を押しているようだ。
それでは決してうまくいかないので、かわいそうだから使い方を教えてあげることになる。
するとおもしろいもので、知らない人ともお互いの弁当のオカズなどを話題にして話が盛り上がることがある。
 
加熱している間はヒマなので、いつも図書館から借りた本を読んでいる。
するとほんのたまになのだが、流暢な日本語で「日本人?」と訊かれたりして、知り合いができることがある。
ちょっとした社交場のようになっている。
 

2011年2月21日月曜日

ブログ改装しました

2/20 (日) 晴れのちくもり
 
午前中は気温が氷点下と低く肌寒い感じもしたが、あまりにも天気がいいので Queen Elizabeth Park へ散歩しに行った。
その時にノースバンクーバーの山々を写真に撮ったので、ブログの写真を入れ替えることにした。
 
長いこと雪に覆われた街の景色をヘッダーに載せていたが、実際に雪がたくさん降ったのはあれっきりで、ふだんのバンクーバーには雪はこれっぽっちもない。
実情に合わせた写真に入れ替えたというわけだ。
 
ついでにカレンダーを入れ替え、さらに以前からほしかったカウンタを導入した。
カウンタは今回初めて見つけた。
新しいガシェットのようだ。
 
今日のインドア・テニスは試合形式中心で、走りまわったためにとても息が切れた。
サン・ランに向けて、いいトレーニングになったかもしれない。
インドア・テニスのボールはブヨブヨであまり飛ばないので、けっこう思い切り打っても簡単にアウトにはならないところがいい。
ストレス解消になる。