2011年5月31日火曜日

ゴミの捨て方

5/30 (月) 雨のちくもり 夕方から一部晴れ
 
ゴミをどのように捨てるかについてまだ書いていなかったので、ここらでまとめておくことにする。
 
ゴミ収集に関してはバンクーバーはおおざっぱに言って5つの区域に分けられており、その区域によってゴミを出す曜日が決められている。
月曜から金曜までを1日ごとに別々の区域をまわるので、つまり収集は週に1回というわけだ。
気温があまり高くない今の時期はいいのだが、夏真っ盛りのころはコンテナ(ゴミ箱)がとても臭い。
 
燃えるゴミと燃えないゴミの分別はなく、全部一つのコンテナに入れて家の前に出すことになる。
実際に作業をそばで見たことはないのだが、ゴミ収集車から機械でコンテナを持ち上げ、収集車の上でコンテナをひっくり返すことで自動的にゴミを集めるのだそうだ。
機械に適合しないといけないことから、どこの家庭も同じコンテナを使っている。
 
樹木の枝などの収集は2週に1回である。
また、新聞紙や段ボール箱などはリサイクルの対象になるので、黄色または青色のビニール袋に入れて同じ日に出すと収集してもらえる。
 
ウチの大家はコンテナを家の敷地内に入れているが、ほとんどの家は道路に出しっぱなしだ。
道路にコンテナがあると家の中からゴミを放り込むのが大変だが、わずか週1回のゴミ収集日にゴミを出しそこなうというリスクを避けることができる。
 
日本だとゴミの収集日はほとんど固定されているが、ここでは祝日があるたびに1日ずつうしろにずれるので忘れがちである。
このあたりはこの前までは金曜日だったのだが、つい先日 Victoria Day があったので、今週から月曜日になった。
 
何年か前にはゴミ収集業者がストライキをしたことがあったそうだ。
家庭ごみは各家庭でしかるべき場所(焼却場?)に持っていかなければならなかったし、バス停にあるゴミ箱のゴミは放置されていたので悲惨なことになっていたらしい。
ストライキといえば自分の子供の頃の鉄道会社のストぐらいしか思い浮かばないし、日本の病院のストライキはあまりたいしたことないが、ここのストライキはかなり本気だそうだ。
 
去年住んでいたアパートでは独自にゴミ収集業者と契約を結んでおり、全く別のシステムだった。
面積がタタミ2畳分ぐらい、深さが 1.2 メートルぐらいある巨大なゴミ箱に、施錠管理しつつ利用していた。
 
時々、そのカギに小石を詰めて使えなくするようなたちの悪いイタズラをする輩がおり、そのたびにゴミ箱の外にゴミが散乱するということがしばしばあった。
気の毒なのはアパートの管理人である。
そういう事件が起こるたびに後始末をしなければいけないわけで、ハードな仕事だと思った覚えがある。
 

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