2011年5月1日日曜日

いざという時はホテルのトイレ

4/30 (土) 晴れ
 
今日は朝から大家さんが出かけたので、晩メシは店子たちで勝手に食べることになった。
自分たちの家賃には食費が含まれていることから、大家さんは自分に2人分の食費ということで 20 ドル預け、中東から来た A 君のメシの面倒も見てほしいと言い残して去っていった。
 
A 君が晩メシ時にいれば一緒に食べるのだが、彼は今日はグラウスにスキーをしに出かけてしまい、夕方の時点では家にはいなかった。
ケータイでテキスト・メッセージを送ったが、彼は家では食べないという返事だったので、ビールを2本飲んでから一人で食べにふらふらと出かけることにした。
 
最初はオークリッジのモールの中にあるフード・コートで食べようと思ったのだが、土曜日のため夜は閉まっていて入れなかった。
このあたりからビールの効果で尿意が強く感じられ、あせりはじめることになる。
日本と違ってもちろん駅にはトイレはない。
 
せっかく駅までバスで来たのに今さら引き返すのもアレなので、カナダ・ラインでダウンタウンへ。
パシフィックセンターのフード・コートを目指したが、やはりここも閉まっていた。
遠くまで来たことを悔いたがもう遅い。
 
腹は減ってはいたのだが、それよりもとにかくトイレに行きたくてしかたがなかったので、すぐ隣の某ホテルへ。
「いざという時はホテルのトイレを使えばいい」と言っていた H さんの顔がちらりと思い浮かんだ。
 
ロビーの階へエスカレーターで上がり、あやしく思われないようにさりげなくトイレを探していたら、いきなりホテルマンが近づいてきて ”Washroom?” と訊ねてきたのにはキモをつぶした。
親切なホテルマンのおかげで事なきを得たのだが、どうしてトイレを探しているってわかったのだろう?
ホテルの中をふらふらしている人を見たらトイレだと思え・・・と教育されているのだろうか?
 
確かにバンクーバーでは、「いざという時にはホテルのトイレを使え」は正解だと思った。
雑誌に書いてあることや現地の人々のアドバイスを裏づける形となったというわけだ。
これでまた Vancouverite に一歩近づいた。
もうすぐ帰国だけど。
 

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