2010年9月19日日曜日

中国人の床屋

9/18 (土) 雨時々くもり 一時晴れ
 
バンクーバーで初めて床屋に行った時にコミュニケーションで苦労したことは、昨年10月下旬に書いた。
http://anesthmemorandum.blogspot.com/2009/10/blog-post_25.html
そのイラン人の床屋には結局9ヶ月ぐらい通ったのだが、引っ越したので新たに見つける必要ができた。
今日は髪が伸びてきていいかげんボサボサなので、以前、Fraser Street で見つけた中国系の床屋に行ってきた。
 
店に入ると英語でない言語で何か話しかけられた。
中国語だったのかもしれない。
自分のことを中国人だと思ったのかも。
よくわからずにぼーっとしていたら、”Hair cut ?” と訊かれた。
手招きでようやくイスに座ることができた。
 
どのくらい短くするのかを説明するのに、イラン人の床屋以上に苦労した。
あの時は ”1.5 cm” で通じたのに、今日は全然だめだった。
床屋が電気バリカンのカバーを見せて、”サーティーン エムエム? (13 mm)” とか “シックス エムエム? (6 mm)” とか訊ねてきた。
 
手振りで “13 ミリメータ” と答えたら、「何だそれ?」っていう顔をしている。
どうやらミリメータとかセンチメータを知らないらしい。
来たことをハゲしく後悔したが、”Not really short ?” と訊くので “Yes, yes.” と答えたら何となく意思が伝わったようだった。
 
しかし髪を 13 mm だけ残して丸坊主状態にされたらたまらないので、いつでもストップできるように鏡を食い入るように見て散髪を受けることにした。
散髪が始まってみると思いのほか丁寧で、イラン人の床屋よりも良かったような気がする。
あまりの心地よさに、いつのまにかウトウトしてしまった。
 
終わって鏡を見せられ満足した旨を伝えたら、彼は満面の笑みだった。
エムエムには本当に参ったが、今度は散髪に関する中国語をマスターしてから行ってみようかと思っている。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿