2010年11月12日金曜日

寒い夜と山岳小説

11/11 (木、祝) 雨
 
いろいろな人たちの話を総合すると、ホームステイの不満の上位3つは ①メシがまずい、②メシが少ない、③寒い ということになっているらしい。
このうちメシがまずいのは致命的で、あまりにもまずくて食べられないために外に食いに行かざるをえないというパターンもあるようだ。
これでは何のためのホームステイだかわからない。
 
現在の自分の状況は、メシに関しては味も量も全く問題がない。
ただ、がまんできない範囲ではないのだがちょっと寒いように思うことがある。
ちなみにここ数日間は、夜11時の時点で外気温はだいたい摂氏5度ぐらいとなっている。
 
部屋が寒い原因としては、自分の部屋は下にあるのに対して大家さんの部屋が上にあることが大きいと思う。
特に夜はそうなのだが、大家さんが下の部屋の気温の低下に無頓着になりがちなのである。
もっとも朝は5時ぐらいから暖房を入れてくれるので、顔を洗ったりコーヒーを飲んだりして出かける時は快適なのだが・・・。
 
先日、図書館で借りた「孤高の人」があまりにもおもしろかったので、続いて新田次郎の「聖職の碑」と「芙蓉の人」を借りている。
これらはいずれも山岳小説なのだが、とりあえずお腹が満たされていれば、多少寒い状態で寝ても(低体温症で)死ぬことはないようなことが書いてある。
逆に、寒い時に疲労と空腹の両方が同時に来ると、相当あぶなくなるようだ。
 
新田次郎の小説を読むようになってから、気のせいか寒さに強くなってきたような気がする?!
山の中と違って部屋の中は風がないし、服も濡れたままということはないので、なんとなくだが恵まれた気分にさえなってきてしまう。
階段をほんのちょっと登りさえすれば、食糧も無限に備蓄してあることだしね・・・。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿