1/8 (金) くもりのち晴れ
以前にも書いたが、今年から本格的に英会話の勉強を始めることにした。
現地の人に日本語を英語で教えるというボランティアも一緒にやるので、仕事の後に1日1~2時間程度、費やすことができるようになる。
今日がその1回目。
A 先生は以前自分が日本語を教えた人だったので、お互いによくわかっていた。
マンツーマンでの1時間は、さすがに内容が濃い。
NOV●に通っていた時は1コマが40分でしかも1対5だったので、密度が全く違う。
会話の学習はやはり1対1が基本だと、今さらながら実感する。
もっとも、日本では料金が高いので、1対1を続けるのは難しいが。
最も苦手な日常会話を中心に教わった。
特にいつも困るのが、朝の麻酔導入が終わって手術室を立ち去る時のあいさつである。
どう言ったらいいものか、いつも悩んでいた。
麻酔科医の教官とリサーチフェローの立場を説明するのに苦労したが、A 先生から教わったことを備忘録として残しておくと、
"Thank you very much. I'm leaving." あるいは、
"If you don't need me any more, I'm off." または、
"I'm going now if there isn't anything else."
なのだそうだ。
"If you don't need me ..." は何かちょっと偉そうな感じがするのでしつこく真意を確かめたのだが、やはりこれでいいのだそうだ。
でもやっぱり、自分が日本の大学病院に勤めていたとして、アジアやヨーロッパの留学生が "If you don't need me ..." って言ったら、何かちょっといやな感じがすると思う。
「あんた、何様?」って感じ?
これはもう文化の違いとしか、言いようがないだろう。
それから、日常生活で日本の気候を尋ねられることが多いので、表現の仕方を教わった。
自分が、"Tokyo is on a lower latitude than Vancouver, so ..." と言ったら、
「それは日常会話じゃないよ」と日本語で注意されてしまった。
日本語と同様に、"Tokyo is located further south than Vancouver." でいいらしいのである。
「Tokyo はVancouver の西であって、南じゃない。Vancouver の南はシアトルやサンフランシスコだ」と一応反論したが、会話は理屈じゃないそうである。
こんな感じで英会話を続けるつもり。
麻酔学の研究とはまた違ったおもしろさがある。
0 件のコメント:
コメントを投稿