2011年4月23日土曜日

本の校正

4/22 (金) 晴れ
 
イースターの週末だが、本の校正をするために病院へ。
一日中オフィスには誰も来ず、真っ暗で静まり返っていた。
連休中に自分だけ仕事をしているのは、何となくつまらないような気がしなくもない。
この4連休を利用して友達とバンフへ行くという案もあったのだが、ちょっとしたトラブルから中止せざるを得なくなってしまったのだから、まあ仕方がないのだが・・・。
 
本の校正に関しては紙のやりとりをするということはなく、メールを使っての PDF のやりとりによって行なわれる。
指導医からは PDF が送られてきただけで大した説明もなかったのだが、どうもわれわれが書いた原稿をトロント大学の S 教授がところどころ表現を改め、さらにそれを編集部で言葉遣いを直すと言う段取りを踏んでいるらしい。
 
「Hypercapnea は有害だ」といったような主観を伴う強めの表現はことごとく削除されていた。
また、理由はよくわからないが、われわれが書いた「一側肺換気中は酸素飽和度を 90% 以上に保つ」という表現が、なぜか92~94%に改められていた。
 
残念ながら 92~94% の根拠となる文献がついておらず、今ひとつ説得力に欠ける気がしないでもない。
機会を見つけて、ぜひ S 教授にそのあたりの話を聞いてみたいと思っている。
 

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