2010年8月1日日曜日

ボロいビルの攻略

7/31 (土) 晴れ
アパートで生活する残り日数・・・あと2+3日

今日はここのところ続いているような快晴というわけにはいかず、グラウス・マウンテンよりも低いところに雲がかかっており、夕方には頂上付近はもやがかかっていた。
すっかり秋の気配を感じる。

スタンレー・パークのまわりをいつものコースで9km走ろうとしたが、屋外プールを右折したところで Sea Wall が工事のために封鎖されており、途中であきらめざるをえなかった。
今日は8kmちょっと走ったことになるが、タイムは43分39秒だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
日本に戻る前に仕事をひと区切りさせないといけないので、今日は土曜日だったが診療録の閲覧に出かけた。
ちょっといやな予感はしていたのだが、土曜日ということでいつもの入り口が封鎖されており、ビルの中に入ることができなかった。
 
「このドアが閉まっている時は、反対側の救急部の入り口から入って下さい」とは書いてあるものの、どこにも救急部はなかった。
おそらく昔、救急部があったころのなごりのメッセージなのだろう。
 
東京にある自分の大学の研究棟が似たようなボロいビルなので(ひょっとしたらもう取り壊されているかもしれないが)、その経験からすると絶対にどこかに入り口があるはずなので、執念深く探すことにした。
人に訊こうにも、土曜日だから誰もいなかった。
 
とりあえずつながってそうな隣のビルの1階に入ったが、1階どうしは施錠されていて通れないことがわかった。
それならば2階どうし、あるいは地下どうしがつながっているはずなので、地下にいったん降りてみることにした。
 
ボロボロのビルでしかも人が誰もいないので、本当に心細かった。
何度も迷子になりそうになったが、ついに地下どうしがつながっていることを発見。
東京でのボロい研究棟住まいの経験が役に立った。
つまらないことだが、本当にどんな経験が役に立つのかわからないものだと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
仕事を5時で終え、カナダ人の友人M君と飲みに行くためにリッチモンドへ。
おそろしく空いているスポーツ・バーで飲んだ後、おそろしく混んでいる中華料理屋へ行った。
リッチモンドだけに中国人がいっぱいで、本当にここは中国なんじゃないかと思うぐらいだった。
 
アパートに戻ってから、久々にメキシカンと会った。
こうしてアパートで会うこともなくなるので、メールアドレスとケータイの番号を交換した。
イングリッシュ・ベイの花火も終わりだし、季節の変わり目とともに別れの季節のようなものを感じさせられる。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿