8/14 (土) くもり
家族で旅行に行く時はいつものことなのだが、観光地でのホテルマンの仕事っぷりにはプロ意識が強く感じられ、顧客サービスの徹底という点ではほかのどんな仕事にも負けないのではないかと感心させられてしまう。
病院では患者が目の前にいようといまいと職員どうしが私語を交わすことはそう珍しくはないと思うのだが、いいホテルであればあるほどそういうことはなさそうだ。
自分は航空業界にもかつてはホテルマンのようなイメージを持っていたが、最近は値下げ競争に加えて安全管理が厳しくなってきていることもあって、つねに忙しそうな国際線の客室乗務員にはあこがれの職種といったイメージを持つことは難しくなってきている。
つい最近も海外で、わがままな客にキレた客室乗務員が、職場放棄して非常用出口から帰宅したという事件があったばかりだ。
http://mainichi.jp/select/today/news/20100812k0000m030034000c.html?link_id=RSH05
できることなら自分も一流ホテルマンのように、患者にとって決して愉快な経験ではない周術期の医療を少しでも快適なものにするために尽くすことができれば・・・と思う。
自分の医師生活の後半をより充実したものにするためにも、留学生活の後半では周術期医療のあり方についても考察していきたい。
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