2009年8月17日月曜日

学術集会2日め

学術集会2日めに参加した。ここ数年感じるのは、麻酔科学会会員が増えたためか、会場がどこも混んでいること。ランチョンセミナーの開始20分くらい前に行ったのに、もうお弁当がなくなって満員になっていた。もうちょっとゆとりのある広い会場だといいんだけれど・・・。

今日の備忘録
1) 骨がん疼痛モデルでは、モルヒネが効きにくい。カプサイシン受容体拮抗により疼痛が緩和される。医療用大麻(CB1受容体)が痛みに効く可能性がある。
2) 神経因性疼痛の機序:ミクログリア由来のBDNFが神経因性疼痛の原因となるニューロンの陰イオン濃度勾配の変化を引き起こす。
3) 術後疼痛管理:Multimodal analgesia、Context sensitive analgesia という概念
4) 幻肢痛:一次体性感覚野/一次運動野の再書き替えは、病的疼痛の発症基盤となっている。それらの再々書き替えが治療のカギとなるかも。

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