2011年8月5日金曜日

青空の下での修了式

8/4 (木) 晴れ
 
帰国前に指導医の J 先生がディナーに連れて行ってくれると言っていたのだが、自分としては遠慮したいと思っていた。
というのは、以前にほかのフェローたちの修了式に混ぜてもらったといういきさつがあったし、友人たちや大家さんとの予定が入っていてけっこう忙しいということもあったのだ。
 
すると J 先生から一昨日連絡があり、今日のランチを一緒に食べようとのこと。
彼は今日は一日ずっと放射線室でひたすら ESWL の麻酔(ケタミン少量とレミフェンタニルの持続静脈内投与)を縦に8例こなすところ、抜け出してきてくれた。
 
病院のメインの建物の横に図書館がある建物があるのだが、そこでサンドイッチを買い、外の木蔭で食事をした。
直射日光を避けさえすれば、けっこう涼しい。
 
J 先生がかばんの中から立派な修了証書を出して、自分に渡してくれた。
先日の修了式でほかのフェローたちが受け取っていたのと同じだが、肩書きが “Clinical Research Fellow” となっている点が違う。
この証書を目指していたというわけではないのだが、受け取ってみるとようやく終わったんだという実感がじんわり湧いてくるから不思議だ。
 
ASA で発表することはもちろんのこと、論文をもう1つ書くことや来年は肺移植関係の発表をどこかでやることになっており、留学はもう終わりだが研究活動はこれからもまだまだ続く。
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帰宅後はひたすら荷物の詰め込み作業をした。
2つのスーツケースにバランス良く詰め込み、それぞれが 23 kg を超えないようにするにはテクニックを要する。
サン・ランを走ったジョギングシューズやトーナメントで使ったテニスシューズは、残念だがスペースと重量の関係で処分することにした。
 
夜は大家さんが送別会の第2弾を開いてくれ、親しい人たちが集まってくれた。
キャラメルプリンはうまかったが、カロリーはかなり高かったんじゃないかなあ?
結局、股ずれが直らないままの帰国となってしまった。
 

1 件のコメント:

  1. 先生、こんにちは!!
    つわりが大分落ち着き、久々に遊びに来ることができました。もう、ご帰国なのですね。単身で海外生活を過ごされ、何よりも執筆や論文と業績を積まれ、本当にすごいです。お疲れさまでした。
    先生が日本で復帰されて数ヶ月で私は産休になりますが、その間だけでも沢山のことを教えていただけるのを楽しみにしています。
    日本まで気をつけてお帰りください。

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